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黒豆・お正月・美容御節
御節料理は祝い肴の「黒豆、田作り、なます」この3種を作ればきます!見た目に美しく、簡単で、若い方々の口にも合うレシピがお題の美容薬膳御節を「美ST」(光文社)にてご紹介です。
まず手始めに風味が変わらず、日持ちのする黒豆から。今年は、シナモン蜜煮のサラリとしたタイプ、スプーンですくって煮汁ごといただきます。シナモン、黒糖、赤ワインを加え、めぐりのいい体に。シナモンでスッキリとした仕上がりで、素材の力も体感できます。
作り方です。黒豆250gは洗い、割れているものは除く。大鍋に水1500mlを沸かし、弱火にして混ぜながらシナモン3本・黒糖200g・醤油50ml・赤玉ワイ80ml・重曹小さじ半(少し加えると早く柔らかに)を入れる。黒豆を加え、厚手のキッチンペーパーをかぶせてひと晩おく。キッチンペーパーをかぶせたまま中火にかけ、フタをして温まったらごく弱火にし、3~4時間煮て、そのまま冷ます。
豆の中でも特に滋養が高い黒豆。薬膳・漢方では腎をケアし、老化防止に役立つ代表食材です。黒豆のポリフェノールは血流を良くし、肝機能もケア。上質な植物性たんぱく質でありながら腸に負担をかけず、体を元気にしてくれます。
(従来の黒豆の煮方は、HPにもありますが、「簡単なのにきちんと作れる・おせち料理」(成美堂出版)14Pにも掲載。黒豆には、まめに働きまめに(健康に)暮らせるようにと無病息災の意味が込められています。