井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2015年 11月の記事

11/30

豚肉(ぶたにく)

豚肉に含まれるポークペプチドは酵素と合わせると、血液中のコレストロールを下げ、脂肪を燃焼させる効果があります。例えば酢豚に入るフルーツとしてパイナップルなどがありますが、その酵素が有効に働くので料理として理にかなっています。そしてお肉を柔らかくする効果と、甘みや香りのエッセンスがつきます。
その他パパイア、キウイなどにも酵素がたっぷり(キウイは吐き気止めとしても有効)。豚肉をマリネするとよりヘルシーな一皿になります。

11/25

鶏肉(とりにく)・アンチエイジング

お肉の中で1番消化がよく、脂肪分が少ない鶏肉。皮膚を潤す豊富なコラーゲンの他に、粘膜の炎症を抑えるナイアシンが多含しています。ビタミンAは豚肉や牛肉より数倍多く含まれる。ささみや胸肉はコレストロールを気にしなくてもよいのでダイエットに最適。鶏皮にカロリーが有りますが、肌に良いのでカリッと焼いたり煮込んだりしてぜひ美味しくいただいて下さい。必須アミノ酸がバランスよく含まれており、関節痛にもよいものです。手羽など気軽にお鍋に入れれば旨味たっぷりの美容スープベースが直ぐにできますよ、10本ほどに塩適宜をこすりつけてから、かぶる位の水、酒50cc、15分ほど中弱火で煮出だすのがポイントです

11/22

玄米(げんまい)・硬米(こうべい)・ダイエット

お米の栄養価、ビタミンBやEがたっぷり含まれる玄米は、米の籾殻を取っただけのもので食物繊維そのもの。フィチン酸という成分と共に強力な便通作用を促します。デトックス作用が強く、体内の毒素を排出する効能が高いのです。私は粗塩少々と控えめにひとつかみのもち米を加えて炊いたものが好きです。漢方では硬米(こうべい)と言われる生薬。ただ玄米は、消化が悪いので胃腸が弱っている時は控えた方がよいようです。玄米の歯ごたえポイント、玉ねぎを薄切りにしてソテーし、生クリームとブルーチーズを加えた大人のリゾットはお勧めです。

11/12

小松菜・ホエー・お浸し(おひたし)

中医学では肌と肺は密接な関係があるとされています。肌のカサカサは肺機能の低下や栄養不足から起こることも。フライパンに4㎝幅に切った小松菜半束とホエー半カップ、豚レバーの薄切り、ごま油小さじ2〜1、輪切り鷹の爪、塩3つまみを全体にふり、フタをして中強火にかける。しんなりして色鮮やかになればでき上がりです。小松菜は茹でないので、栄養価も逃げにくく余すことなくいただけます。きのこを数種類合わせたお浸しも菌との相乗効果が増し、旨味も立って美味しいもですね、簡単で美味しい野菜料理

11/11

ヨーグルトパワー・ホエー・発酵食品

自然な酸味とまろやかでなめらかなヨーグルトは、牛乳にもともと含まれるカルシュウムやたんぱく質などが発酵によって体に吸収されやすくなった健康食品。乳酸菌が善玉菌を活発にし、悪玉菌の活動を押さえるというように、腸内環境のバランスを整えます。そうすると免疫力が高まり(体の6割は腸で作られる)アレルギーなどの症状も押さえることが期待できます。水切りヨーグルトはお料理に使いやすいですよ、お好きな果物や野菜でディップにしてもカラフルで栄養の相乗効果も上がります。残ったホエー(乳性)にもヨーグルトの栄養がたっぷり、朝の寝起きにいただくと体が活性化する気がします(飲む美容ドリンク)。ドレッシングやお浸しにも酸味がマイルドなのでお勧めです。

11/7

納豆(なっとう)・骨粗鬆症予防

納豆菌に含まれるビタミンk2は発酵食品の中でも特に骨を丈夫にする作用が強く、骨粗鬆症を予する効果が高い。納豆資質の50%をしめるリノール酸はコレストロールを低下させるので、動脈硬化、心臓病、高血圧の予防に効果があります。消化作用もある納豆、ごはんと食すと体に必要な必須アミノ酸をバランスよく吸収できます。

11/5

ラム(子羊)・マトン(羊)・冷え性・ダイエット

羊、鹿肉は身体を温める効果があります、北海道や東北などの寒い地域ではラムやマトン料理をよく食すのは理にかなっていますね。その他、ラムにはLカルニチンという脂肪燃焼効果があり、低脂肪低カロリーなので体内に栄養分や脂肪分を溜め込もうとするこの季節やダイエットにぴったり。年末に向けて、ラムチョップなどお手頃価格で出回り始めます、鉄分やビタミンなども多いので貧血予防にも有効、女子会などにもお勧めです。表面をこんがり焼いて塩、胡椒でも十分ですが、ミントソースや、ふんわり削ったホースラディッシュを雪のように添えるのもお勧めです。