井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2017年 3月の記事

3/26

桜海老・桜えび・カルシュウム

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静岡県駿河湾の桜えびが解禁になりました。海の宝石とも言われる桜えびは透き通ったルビー色で美しい、3月下旬から6月上旬までが春です。カルシュウムがたっぷりで、うまみも強いのでお料理に使いやすい。生姜醤油、卵とじ、汁物もいいですが、素揚げしてゆかりと混ぜたおこわご飯は、色も美しく美味しいので毎年作ります。お花見にぜひどうぞ

3/22

補腎薬膳・黒木耳(くろきくらげ)

黒木耳を水で戻して、水、少々の酒、醤油、みりんでしっとり柔らかく煮ると、コリっとした食感とはまた違って楽しいですよ。納豆に付属の辛子をよく混ぜフルフルの茹でた木耳を和えるだけですが、よくからんで美味。黒木耳は不老長寿の食材と言われ、黒ゴマや濃色のごま油を足すとさらに腎機能が高まり、身体に吸収されやすくなります。足腰が弱くなったり、老化が気になる方は率先して黒い色のものをいただいて下さい、もちろんエイジングケアにも◎。便通を促し、皮膚の再生力も高めます。

3/21

新じゃが・むくみ

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まるまる皮ごと食せる新じゃが。みずみずしいので火が通りやすく、煮物や揚げ物なども直ぐできます。皮付き新じゃがと手羽先のカリカリフライはお花見などにもおすすめですよ。ほっこり煮物も最高ですが、一番好きな食べ方は、シャキシャキ新じゃが麺!ごくごく細切りにして水に放し、うすい麺つゆ程度のお浸しや酢の物にしてていただく食べ方、おろしショウガやワサビ、海苔など好みで。じゃが芋は体の余分なナトリウムを排出するのでむくみなどにもよく、豊富なビタミンCは熱に強いので調理に向いている野菜。昨年のNHK(きょうの料理ビギナーズ)5月号にも詳しく掲載しています。新じゃが新聞や新たま新聞には、下ごしらえや保存法なども満載ですよ。

3/20

賢い作りおきおかず

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お惣菜は熱を入れ保存効果の高い醤油や砂糖、油など使うと日持ちがしますね。定番のきんぴらやひじきの煮物などは美味しいだけではなく、それぞれの栄養価や食物繊維などもたっぷり。作りおくとごはんにもパンにも合うので、とても重宝します。私が1番手軽に作るのは煮卵、魚の煮付けやすき焼き後の美味しい煮汁を足して作ると簡単で奥深い味になります。先日発売されたエイ出版の賢い作りおきおかずの中の「定番の作り置きだからこそトクベツ美味しくひと工夫!」のページを担当しています。ちょっとしたことですが、ポイントを抑えればグッと美味しくなる秘訣とアレンジです。パスタソースで人気のミートソース、あるとホッとするお惣菜のひじきの五目煮、ごぼうとにんじんのきんぴら、半熟煮卵、牛肉のしぐれ煮などの定番中の定番のご紹介。その他いろいろな知恵が詰まっていますよ〜宜しければご覧ください。

3/16

当帰(とうき)・当帰補血湯・冷え

当帰の名は小耳にはさんだことがあると思いますが、婦人科病に用いられることが多い生薬。月経不順や瘀血(おけつ・血のかたまり)、血行不良に使用し活血(かっけつ・血を巡らせる)でき、便秘の種類としては血虚便秘のタイプに特に効果がある。足腰の冷えが気になる、めまいや耳鳴り、肩こり、寒部や外傷の痛みにも効能があります。当帰は少しセロリや芹の風味がするのですが、私はよく料理に使用します、鶏のスープを作る時に当帰をポンと入れる、あるいはスペアリブの煮込み料理などに。黄耆を加えると更に効能が高まりますよ、当帰に黄耆を配合したものが当帰補血湯です。

3/15

生姜(しょうが)・干姜・冷え

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今日は寒いですね、こんな時は生姜に手が伸びます。体をさっと温めるショウガオールとジンゲロンの効果は高く、慢性的な冷えも和らげます。少し濃いめのあんかけにたっぷりのおろし生姜をのせて、うどんや湯豆腐にかけたものは体と神経がほっこり温まる。少し多いかなと思うくらいの細切り生姜を炒め物や炊き込みごはん、スープにしてもいいものです。干姜(かんきょう)は芯から温めることができますよ、薄切りにしてザルに広げカラカラになるまで乾燥させるだけ、乾燥剤と密封保存すればいつでも使えて重宝しますよ。

3/12

発酵食・納豆(なっとう)・美肌・納豆スパゲティー 

今日は気の巡りを良くし、気分がすっきりする日本のハーブ(紫蘇)とエネルギー代謝を良くする納豆を使った簡単スパゲティーなどいかがでしょう。茹で上げパスタを和えるだけなので簡単ですよ。1人分レシピです(納豆1パックに付属のタレと辛子、卵黄1、醤油と酢各大さじ1、ごま油小さじ半、茹で汁大さじ2をよく混ぜる。茹でたてのパスタをササッとからめ器に盛り、細切りにした紫蘇をたっぷり散らす、好みで海苔、わさびを添えていただきます。納豆にはビタミンB群が豊富、大豆が発酵する過程で増える成分で、皮膚をキレイする高い美肌効果があります。神経の働きを整え、骨を強くする手伝いをし、血圧を下げるなどの効能も。休日には簡単に作れて体をリセットできるメニューがなんといってもお勧めです。

3/11

休日のお粥(おかゆ)

毎日フル回転の胃や肝臓を少し休ませてあげたいので、私は週末にお粥にすることが多いです。薬膳では手法があって例えば(後煎法)と言って、繊細な香りもののしそ、三つ葉、木の芽、パクチーなどや食間をふんわり残したい魚介などは後から加える。戻す必要のある乾物や根菜類、硬い肉類は下茹でしてから加えますがこちらは(薬米同煮法)と言います。今日は少し風邪気味なので針生姜をたっぷり加えた鶏肝粥。まさに以蔵保蔵ですね、身も心もゆっくり栄養を吸収し、体を温めます。

3/10

冷え症・貧血予防・鉄分

体内に鉄分が不足すると、熱量が作れなくなり冷えの症状がでやすくなります。鉄分を摂取する時は、ビタミンCと一緒に食すと体に吸収されやすくなりますよ。お薬も大切ですが、普段から豆類、魚、レバー・赤肉、ほうれん草・ひじき・椎茸・卵などを食すよう心がけ、体が温まる食材とビタミンCが多い野菜と合わせて調理します。例えば「レバニラ」などはさっと作れて簡単ですが、レバーの鉄分、にんにくの温効果、ニラの豊富なβカロチンやビタミンCとシンプルですがバランスがとても良い一皿なのです。「魚のみぞれ和え」は、お魚の鉄分、大根おろしの酵素とビタミンC、酢と一味を加えまぜると代謝もアップさせます。

 

3/9

富士宮焼きそば・削り節

富士宮焼きそばが大好きです。しっかりした食べ応えのある麺で、初めて食して以来そのコシの強さにやみつきになっています(中でも黒文字のメーカーさんがお気に入り)肉かすとイワシやサバの削り節を使用するのが特徴。削りぶし工場に見学に行き、カツオとはまた一味違う風味の削りたてを、お味見させて頂きました。必須アミノさんやカルシュウムもたっぷり、削り節には美肌効果もありますよ。焼きそばやラーメンなどの麺類は、よくB1グランプリに登場しますが、例えば(極太麺の道頓堀焼きそば)や(あんも麺もボリュームたっぷりの小樽のあんかけ焼きそば)もよく考えられていて、それぞれの郷土にはストーリーがあってとても楽しい。(削り節を購入したら、酸化しやすいので出来るだけ空気を抜いて冷凍庫保存しましょう)。