井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2016年 1月の記事

1/28

Nikolaschka(ニコラシカ)・カクテル・カルヴァトス・カルヴァ

写真 3

香りのよい大好きなカルヴァトス(林檎のブランデー)。ソーダ割りを楽しんだ後(品が良いので食中酒にも最適)食後にクッといただくカクテルはニコラシカ「グラスに好みの量を注ぐ。国産ノーワックスのレモンの皮を水にぬらし、粗塩少々をこすりつけて水で洗い流し、水気をふく。これを3mmの薄さにスライス(酸味と苦味が苦手な人は半月切りにし、レモンがお好きな方は輪切りで)その上にきび砂糖を適宜のせてグラスのフチにおく(お酒の量、砂糖の量や種類は、好みや体調に合わせて調節して良いと思います)砂糖を落とさないようにレモンで挟んで口に放り込んだら、かみしめて一気にカルバトスを流し込む」。甘酸っぱさ、芳醇な香りと強いアルコールが口中で混ぜあって完成するアダルトで寒夜にお勧めのショットカクテル。産地ノルマンデイ地方では、食事途中で強いお酒を楽しみ消化を助ける(トゥルー・ノルマン)という粋な習慣がありました。

1/25

もやしとパクチーのナムルサラダ

写真

ダイエットに最適なもやしは、カルシュウムやカリュウム、葉酸、食物繊維などがふくまれ、しゃきしゃきの歯触りに仕上げたもやしは脳を心地よくします。今日は大好きな簡単ナムルサラダのご紹介(もやし1袋はさっと茹でて冷水にとり、水気をふく。パクチー3、4本は2㎝幅に切り、青洋辛子半本分は薄く切る。ボールに野菜とごま油、粗塩少々を混ぜ、ナンプラー少々を加えて隠し味をプラス。好みでおろしにんにくを加えても)。時間がたっても美味しいので、多めに作って冷蔵庫で冷やしたものも楽しんで下さい、たくさん作ってもあっと言う間になくなってしまいます。

1/24

ジビエ・鹿肉(しかにく)

写真 3

鉄分が多い鹿肉は高タンパクで低カロリー、ダイエットに最適です。そして体を温める作用があるので貧血改善も含めて女性には特におすすめの食材。鹿肉が紅葉(もみじ)と言われるのは、花札が由来だそうで、そういえば見覚えがあります。時期なので鹿肉をローストしてみました、きつめに塩、こしょうをふりローズマリーとにんにくの風味を肉に移す。じゃが芋とパースニップ(白にんじん)と一緒にオリーブオイルをたらしてローストし、器に盛ってこのみで野菜にメイプルシロップをかけていただきます。

1/21

タイカレー・グリーンカレー

写真

グリンカレーペーストを油で炒めて香りをだし、水とココナッツクリームを入れたら冷蔵庫にある材料を適当に放り込んで煮汁が濃厚になるように半量近くまで煮詰めるのがポイント。今回はパウダータイプのココナッツを水で溶かしたもの、鶏のひき肉と刻んだ青唐辛子、マッシュルーム、セロリ、庭で育ているレモングラス、それから厚揚げを入れました、この厚揚げが食感含めいい味だしますよ!後はナンプラーやきび砂糖でごはんに合いそうな味に整えるだけ、タイカレーは思い立ったら直ぐできるのも嬉しい。香辛料やレモングラスは疲労時にとても効果的でいろいろな薬効がありますよ、タイカレーは女子力アップにもつながります。

1/20

ヨーグルト・発酵食品・きょうの料理

写真

昨日と本日のNHK(きょうの料理)でご紹介させていただきました、柑橘ヨーグルトソースに加えた果汁は庭のみかんをしぼりました。今回はハンバーグのソースとしましたが、他の肉料理や温サラダによく合うと思います。ヨーグルトのさっぱりしたコク、みかんの香りと甘さがよい塩梅。レモンやユズで作る場合は少し甘みを足して下さい、発酵食品のヨーグルトと柑橘のビタミンC、それに豚肉のタンパク質を加えることで腸を元気に、さらに肌をきれいにする効能がアップします。(レシピ=ヨーグルト大さじ5、みかん果汁半個分、オリーブオイル大さじ1、 粗塩小さじ4分1、黒こしょうを混ぜる)発酵食は毎日いろんな種類を幅広く摂取することが大切ですが、日本は調味料の味噌など、見渡すと身近に発酵食品が沢山ありますね。

1/18

芋煮汁・味噌煮込みうどん

写真

朝方目覚めたら雪景色、こんな日は絶対にお鍋ですね。大浦ごぼうも旬ですよ、見た目はごつごつしていて扱いにくそうですが、煮るとほくほくして甘くとても美味しいです。そのごぼうとにんじん、里芋などを下ゆでし、鍋に入れて酒、濃いめの出汁、醤油で煮込んでいただきます。そのあと赤味噌・味噌・みりん・ザラメかきび砂糖で味を足し、締めのコシのある太めのうどんとネギでぐつぐつ煮込んで卵を落として。

1/16

小籠包(しょうろんぽう)

写真

もうすぐ1年で1番寒い大寒ですね、温かいものが恋しくなります。台湾に行くと必ず店先で湯気がモウモウと立った小籠包の専門店に行きます。有名な大型店もいいですが、少し田舎にある小さなお店の方が私は好きです。小籠包と一緒にいただく生姜は皮付きでごく細切りにし、多めの水に放して辛味とアクを抜きをして水気をきる。この生姜を思いっきりたっぷり添えるのが美味しい。あとはお好みで酢や黒酢、醤油、ラー油などで熱々のうちにいただきます。手作りする時のあんの比率は、豚肉200〜250gに対してゼラチンは約1袋(5g)を加えるのが目安です。

1/10

鏡開き(かがみびらき)

写真 2

明日は年神さまに長寿を願ってお供えした鏡餅を下げ、感謝して食す日。刃物は縁起が悪いので叩いて細かくしますが「切る、割る」は縁起が悪いので「開く」とされています。綿棒などで割ったものを水につけてふやかしておくと調理しやすくなりますよ、カビをみかけたらその部分を削りましょう。私は、ご飯を炊く時に少し加える、お正月の黒豆でお汁粉にするなど。戻さず乾燥したものはカリカリに揚げてつゆを貼りお椀にするなどして楽しみます。

1/7

七草粥・(ななくさがゆ)・お粥の炊き方

写真 7

今日は、新春を祝う春の七草(セリ・ナズナ・スズナ・スズシロ・ハコベラ・ゴギョウ・ホトケノザ)で七草粥を「朝」作り、無病息災を願っていただく日です。スズナ(蕪)やスズシロ(大根)は叩いて(切っても)細かくし、米から炊いたお粥に入れ粗塩で味を整えます。今日はお粥の粒先がひらくような食感のよいお粥の作り方をご紹介しましょう=米1合は洗ってできればザルにひろげて30分ほど乾かす。鍋にお米の10倍量の湯を沸騰させて米を入れ一混ぜだけする。再度煮立ったら米油か菜種油を小さじ半ほど加えフタをして弱火でゆっくり25分ほど炊き、切った七草を入れ5分煮て5分蒸らす。最後に粗塩2つまみで味をつける(塩を最後に加えると、さらりとした粘りのないお粥が炊ける)。七草粥は新年のおせちや祝い酒で疲れた胃を休めることも目的です。朝粥は普段の朝食にもお勧めですよ、日本では病気の時に食すように思われがちですが、胃にもたれず元気がでるので1日のスタートにふさわしい食事と言えます。

1/6

クロテッドクリーム

写真 4

クロテッドクリームはスコーンにつけていただくイメージがありますね、シチューやグラタンのコクだしなどにも重宝します。mascarpone(マスカルポーネ)と似ている滑らかで濃厚なクリームです、チーズよりお手頃価格で購入できますよ。カジュアルな集まりに私はバケット、アンチョビ、クロテッドクリームを買って持ち寄り、現場で即席で作ります。アンチョビ(あればケッパー入り)を包丁で叩き細かくします。バケットにクロテッドクリームをたっぷり塗って、刻んだアンチョビをのせ、挽きたてか潰したての黒胡椒をふる。ちょっと小洒落ているし簡単でお酒にもよく合う。お腹も舌も満足しますよ、新年会やミニパーティーにいかがですが?