井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2020年 7月の記事

7/4

ハーブ・パセリ・ハーブバター

ハーブ・パセリ・ミント・香り

グングン伸びるハーブは、切っても切っても後から伸びて頼もしい。摘みたてのミントは心や脳内の疲れを優しく払ってくれるような香りがしますね。お湯で煮出していただくと、神経がゆっくり安らいでゆくのが判ります。休日には、お風呂に入れて楽しまれても良いですね、精神的な緊張を解きます。
柔らかい若緑色のパセリも素敵です、口に含むとその若々しい息吹に細胞が活性化されていくようです。消化を促進し、魚や肉の匂いを消す、殺菌効果もありカロテンやビタミンも豊富で口臭予防にもなります。
香りのよいレモンバームやラベンダー、その他ハーブ達もそれぞれの薬効があって古代から珍重されて来ました。そうそうローズマリーの記憶力を高める効果は有名、窓辺に置くと風が香りをまとって部屋に流れこむので天然アロマも楽しめて一石2鳥です、レモンと合わせるとさらに薬効が高まるようです。
バターを室温に戻し、刻んだパセリを加え混ぜてオーブンペーパーなどで筒状に形を整えます。そのままクルクルと包んで冷蔵庫に入れておけば、いつでも彩り美しいパセリバターが活躍します(冷凍保存可能)。

7/3

きゅうり・胡瓜・お漬け物

胡瓜・きゅうり・キュウリ・夏野菜

昨日花が咲いたと思ったら、直ぐに大きくなっている胡瓜。成分は約80%以上が水分、カロリーが低く、夏にふさわしい薬効を持っていますよ。身体の予防な熱を冷まし、喉の渇きを止め、利尿作用が高い。鎮静作用や美白効果もあるので、日焼けや火傷などの時はきゅうりでパックをしてほてりを鎮める民間療法も伝わっていますね。この時期、ベランダに実る胡瓜でせっせと作るのは長野県の農家のおばあちゃんに教わった食感がポリパリのきゅうり漬け。醤油と酢とみりんか砂糖、赤唐辛子を種を抜いて火にかけて漬け汁を作り、きゅうりを入れて煮るのですが、食感も美味しさのひとつです。長野県で漬物はお茶請けに登場させるもの、もちろんごはんのお供やお酒のアテにも最適です。暑い日には特に美味しく感じます、詳しい作り方は「体がよろこぶお漬け物」に掲載しています、宜しかったらご覧ください。

7/2

モロッコ料理・スパイス・ナツメグ・薬味・胃腸薬

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羊肉のミートボール、皮付きピーナッツ、ドライフルーツ、カリフラワー、にんじん、玉ねぎ、にんにく、じゃが芋、トマト、ナスなどの野菜と複雑なスパイスが織り成す香りは、旅先で疲れた胃袋を刺戟する。スパイスは少量でも素材の臭みをおさえ、料理の味を引き立て、胃腸薬のような役割を持ちます。トマトベースの絶妙な味付けの柔らかい煮込み料理と、添えられた細かいタイプの品のよいクスクスが馴染んでサラサラと胃に治まる。ツブツブ感の残る手作りのアリッサ(唐辛子ペースト)を添えていただきました。スパイスの中でも日ごろからナツメグの使用率が高いので、たっぷり使われていたナツメグの香りにも癒されて。
削りたては、パンチのあるスパイシーさの中に調和した甘い香りが素晴らしく、ストレスも軽減します。ナツメグは若返りのスパイスとしても有名ですよ、ぜひお試し下さい。
写真はフランスマルシェ内にあったモロッコ料理店にて、スパイスで元気になった想い出の一皿より