井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2016年 8月の記事

8/26

乳酸キャベツ

乳酸キャベツを寝る前に食すと効能が高まります。乳酸菌とキャベツの食物繊維がお腹をスッキリさせてくますよ。ぜひお試し下さい。ダイエットをされている方にもお勧め。どれだけいただいても罪悪感はありません。忙しくてもしっかり食したい時など、パパッと作れるハンバーグは便利。ボウルに乳酸キャベツ、ひき肉、塩、胡椒、オイル少々を加えてよく練り混ぜてハンバグー形に成形する。刻んであるキャベツはしんなりしていますし、奥深い発酵食の旨みがあるので下味はシンプルでOK。かさ増しにもなりますよ。フライパンで両面を焼き、お子さんならケチャップ、ソース、バター、水適宜を加えて煮込みハンバーグに、大人はおろしポン酢ソースや、味噌ヨーグルトソースなどヘルシーにいかがですか?

8/19

ロートレックのにんにく       フレンチローズ

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可愛いでしょう!! 北海道の農家さんが収穫したにんにくを乾燥させて、葉をきっちりあんで送ってくれました。レストランなら、たくさん飾りたくなりますよね。真ん中のにんにくは、光で白く見えますが、もう少しローズ色。フランスのロートレック地方で有名なにんにくで、命名はフレンチローズ。右の紫のにんにくは、イタリアンバイオレット。どちらも火を入れた方が旨みが増すにんにくだそう。料理によって、にんにくの種類を使いわけるべきだという農家さんのお言葉、もっともだと思っています。このにんにくで作られる発酵熟成された黒にんにくも美味しい。凝縮したプルーンのような甘み、なめらかな舌触りで食べやすく、免疫力もグンと上がります。

8/18

保存食(ほぞんしょく)・しその佃煮

お庭にしそがワサワサなっている方へ。爽やかな日本の代表ハーブのしそは、胃液の分泌を良くして食欲を増進させ、老化の素である活性酸素を抑える効能があります。解毒作用などの薬効があるので、特に夏の生ものに添えていただくとよいですね。しそはそのままの形を生かしてごま油と塩の重ね漬けでナムル風にしたり、薄切り生姜と醤油漬けにしたりと色々な保存食が作れます。高円寺にある日本の手仕事・暮らしの道具店cotogoto(コトゴト)さんにて、夏の保存食として(しその佃煮)をご紹介。とっても素敵な器屋さんですよ、ぜひのぞいてみてくださいね。

8/17

味噌(みそ) 米みそ・甘口・江戸みそ

今回は、甘口の江戸みそのご紹介。江戸みそは(どぜう鍋屋さん)などの老舗の料理屋さんで出会えますよ。江戸みそは、麹を多く使用され、昔は贅沢品でした。熟成期間が短く、塩分が少ない多糖少塩消化型なので、暑い夏は10日ほどしか日持ちがせず、作られるのは江戸市中のみそ蔵に限られており、そんなところも粋を喜ぶ江戸ッ子の気質に合ったのかもしれません。最盛期は江戸で流通するみその6割を占めていたそうです。甘いけれどもすっきりしており、大豆の風味の良さが引き出されているみそ。サバ、サンマ、カマ付きの魚等をこってり煮たい時は、江戸みそが大活躍します。照りもあってふっくら煮上がりますよ。濃厚ですが塩辛くないタレが食材にからまって、見るからに美味しそうな仕上がりに。ちなみに、江戸みそは東京の地域特産品に認定されています

8/16

味噌(みそ) 米みそ・辛口・信州味噌・仙台味噌

今日は米みその辛口のお話です。米味噌は、全国的に一番多く流通しているスタンダードな淡色のみそで、関東甲信越、北陸、信越で特に親しまれています。代表的なものは信州みそ。作り手も多く、広く使われているので特に特徴を表す必要がない場合の撮影時など、このタイプのみそを使います。大豆を分解する時にできるペプチドには、血圧を下げる効果や抗酸化作用があり、イソフラボンは骨量の維持に一役かいます。みそは漬け込み調理にもとても向いていますね。肉や魚を漬けるとやわらかくなるだけではなく、ご飯がすすむ風味豊かなおかずになり、保存性も高まります。漬けた状態で、冷蔵庫に保存しておけば、あとは焼くだけなので、この季節にお勧めの時短調理。お菓子にもみそは使われますね。みそピーナッツやみそキャラメル。コクもあって美味しいだけじゃなくノスタルジックでいやされます。

8/15

味噌(みそ) 麦みそ・甘口

麦みそのご紹介。特に九州、中国、四国地方で作られるみそで、甘みと香りが強い。塩分が少なめで麹が多く、旨みがあるので料理の味付けに使うと決まりやすい。お味噌汁など含め、熱を入れるとプンと麹の香が立ちます。みそのhemfという香り成分には抗酸化作用、抗腫瘍作用が期待されています。味噌こしを使うと麦の黒い部分(麦の繊維=黒条線)が取り除かれ、すっきりした味わいになりますよ。とうもろこしのすり流しに、こした麦みそをバランスよく加えるとお互いを引き立てる気がします。麦みそは関東地方でも作られていますが、麹が少なめなので辛口に仕上がっています。旅先でいただいたお茶うけの麦みそには、色々なものが入っていてツブツブした食感の食べる甘い味噌。マンゴーのみそ漬け物も添えられていて、昔ながらのおやつに疲れがとれました。

8/12

味噌(みそ)のいろいろ 豆みそ・八丁みそ・赤みそ

今日は豆みそのお話。出張などで名古屋に行くと、コクのある重めの赤黒いみそでコシの強い煮込みうどん(山本煮込み)や、甘めの煮込み料理(土手煮込み)をいただきます。豆みそは他のみそと違い、煮込むほど美味しくなるのです。どっしりとしたこのみそは、蒸した大豆をみそ玉にして発酵熟成させたもので、水分が抜けて色が濃くなっています。愛知県、三重県、岐阜県の東海地方の三つの県で主に作られており、三河地方沿岸の吉良の塩と、矢作大豆が手に入りやすかったのと、気象条件の都合で独特の製造方法が生まれ豆みそを作るようになりました。名物のみそカツやこんにゃくおでんの甘だれは、三河味醂やザラメ・八丁みそで調理されています。かすかな苦味と酸味が感じられるのも特徴、暑いこの季節にも美味しく感じられますね。皮膚の再生力も高い豆みそ、酢とメープルシロップでなめらかに伸ばしてタレにし、茗荷や紫蘇、ごまなどの薬味と冷たいそうめんや中華麺をいただくと元気を回復しますよ。

8/10

乳酸キャベツ・テレビ東京L4you

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乳酸キャベツはドイツではザワークラウト、フランスではシュークルートと呼ばれる発酵食。誰にでも作りやすく、日本人の舌の好みに合わせて作ったものが乳酸キャベツです。乳酸菌と食物繊維を合わせる事が腸にはとても大事なことで、免疫力を上げる効果を高くします。乳酸キャベツもそうですが、香りの調味料「レモン」塩も私の塩あそびの一環。お伝えしたいのは、本物の発酵食や豊かな香りをまとった調味料を日々の食事に組み込んで頂きたいということ。健康は腸から成り立つと言っても過言ではありません、乳酸菌は腸のご馳走ですが、その他の菌も大事。バランス良く食習慣化して菌をチャージしながら持続することが大切です。腸がキレイだと思考回路もポジティブになり、精神も肉体も健康的になります。本当に簡単ですから、本物の手作り発酵食を日常的にぜひ取り入れて下さい。テレビ朝日グッド!モーニングはAM7時前頃、L4you!はPM4時頃〜の放送予定。

8/4

発酵の日・発酵食・糠付け(ぬかつけ)

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糠漬けにはギャバが多く含まれており、中医学で言う安心作用(リラックスする)効果があります。日々いただくと乳酸菌の効果で肌も本当にキレイになりますよ。ミニトマトのぬか漬けはお勧めです。婦人画報の7月号には、鶏もも肉を袋に入れ、糠どこを表面に馴染ませて2日間置き、魚焼きグリルで焼くレシピをご紹介しましたが、糠は肉や魚を漬けると柔らく旨みがのった一皿になります。静岡県第一酵母さんの(みかんの酵母)と糠がセットになっている糠漬けキットは、野菜の捨て漬けも塩もみも必要なく、塩分が控えめだけどしっかり美味しく漬かります。キットに入っている糠に、みかんの酵母と水を加えて袋の上から揉んで、旬の野菜を漬けるだけ、元気な酵母パワーが熟れた味を作るんですね。8月5日はハッコーの日(語呂合わせで)だそうで、本日4日の朝日新聞朝刊にて農大の小泉武夫先生と発酵食について対談しています、よろしかったらご覧ください。

8/1

桜桃・さくらんぼ

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今年もそろそろ終わりのさくらんぼ。大きくて真っ赤!!とにかく果肉が多くて甘いのですが、酸味とのバランスがよく、やっぱりさくらんぼは国産にかぎる。ビタミンCや鉄分、アントシアニンが豊富、抗酸化作用が高い果物で、中医学では体を温め、余分な湿を取るとされるスーパーフルーツ。焼きたての甘酸っぱいさくらんぼクラフティーも本当に美味しいのですが、どうしても生食したくなり、毎シーズン焼かずに終わってしまうのす。頑張ってソルベかな。写真は、先日ご紹介させていただいたびっくり糖度のアイコのトマトと、宝石の様なルビー色のさくらんぼは、仁木町嶋田茂農園さんから。