井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2016年 6月の記事

6/28

与論島vol1・壺酢・さとうきび酢

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与論島のさとうきび酢を初めて口にした時、ハッとした。島には黒糖がどこにでも売っており、きび酢に溶かすと奥深いパンチのある甘酢がすぐに作れる。朝市で初めて見た赤瓜(あかうり・モーウィともいい胡瓜の仲間)の食べ方を農家のお母さんに教わる。煮ても炒めてもいいが、生でもよいようなので皮をむいて薄切りにし、島の粗塩で軽くもんで甘酢に漬ける。半日ほど冷蔵庫で冷やした赤うりの甘酢漬けは、パリパリとして疲れがとれる、夏はいつでも食したくなるピクルス。90歳を過ぎたおばぁが「島の人はきび酢でお刺身をたべる〜」と教えてくれた。酢は腐敗防止効果が高く、クエン酸は疲れをとり、高血圧を予防する。島と共に発展してきた発酵調味料のきび酢。のんびりした畑に壺酢が行儀よく並んでいる。冬にきび砂糖を収穫して仕込むそうです。

6/27

苦瓜(にがうり)・ゴーヤ

沖縄の代表野菜は、ほとんどが薬膳。暑さに負けないよう、体の余分な熱をとったり、利水効果があったり、ウコンなど肝臓をケアするものが多い。中でもゴーヤは特に上半身の熱を下に降ろし、クールダウンさせる効能があります。頭がすっきりして、イライラ、ゆうつの改善にもにもよく、ビタミンCが豊富なので風邪予防にも良い。タンパク質と一緒に摂取すると、コラーゲンの生成をたすけ、美肌効果が高まりますよ。お隣の鹿児島県与論島の農家のおばぁは、種とワタを水でクツクツ煮て、お茶にするそう!薬効がありそうですね。

 

6/24

私の朝活美味しいスタイル・もち米の参鶏湯粥

温度の気温変化や湿気による湿(水滞)の影響で体調を崩しやすくなるせいか、この頃は下痢気味の方に遭遇します。脾気虚気味になっているので消化吸収がよく、脾胃の調子を整え、エネルギーの高いもち米で気力体力の回復を目指しましょう。もち米適宜は洗って水に浸しておく、骨つき鳥もも肉1本に粗塩を全体にすり込む、あればしょうがの薄切りやねぎ、かぶ、だいこん、粒こしょうを加えてたっぷりの水と酒少々を加え、クツクツと火にかけて参鶏湯粥風を作る。鶏の骨から旨みや脂が滲みでて、コラーゲンもたっぷり、野菜からは甘みがでます。一口いただくと胃が温まってスルスルとお腹におさまる、気分が落ち込み気味な方は山芋を加えてみてください。

6/22

私の朝活おいしいスタイル・初夏のスープ・オクラ

まだ少し寒い日もあるし、暑い日もある、夜風が気持ちよい日もある。そんな混合した時期には、繊維たっぷりの食べるスープがオススメです。夏野菜は水分が多く身体の余分な熱をとるものが多いので、生姜やにんにく、スパイスと合わせていただきましょう。このころの野菜は火が通りやすくさっとできるのも魅力。頃合いよく火を通した(ここが大切)湯むきトマトやズッキーニ、インゲン、とうもろこし、オクラなど。暖かくても冷たくても美味しいスープになり、沢山野菜が食せて元気をもらえます。今朝はオクラのスープにしました、胃に良いだけでなく、タンパク質の肉や魚など一緒に加えて煮ると良いですね。