井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2017年 7月の記事

7/31

 薬膳・枸杞子(クコの実・コジベリー)・スーパーフード

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中国原産ナス科の植物。漢方薬でありますが、可愛らしくその綺麗な赤い実と食べやすさから薬膳のプリンセスと呼ばれています、私もお茶や煮物に多様します。 中国では不老長寿の媚薬とされ、貴婦人達のおやつとしても昔から親しまれていました、かの楊貴妃も毎日食していたそうですよ。現代医学でもシミ予防に効果的であり、ダメージを受けた肌を早く改善させると日本の大手化粧品会社の研究からも報告されています。疲労回復や肝機能を改善させるので、視力回復にも効能が期待でき、脂肪肝、血圧、コレストロールが気になる方にもお勧め。健康オタクの徳川家康も食べていたクコの実、携帯もしやすいのも嬉しいですね。クコの実をヨーグルトに漬けたり、コンポートにすると消化もよくなります。

 

 

7/22

玉蜀黍(とうもろこし)・とうもろこしごはん

とうもろこしの炊き込みごはん、甘みがあって旬ならではの美味しさです、ポイントは包丁でこそげた生とうもろこしを使うこと。ごはんを洗い15分水に浸してザルに上げる。鍋か炊飯器に洗った米、同量より少なめの水、酒少々、とうもろこしをこそげた後の芯部分、粗塩3つまみ、昆布一切れを加えて普通に炊く。炊き上がり3〜5分前に、芯をとり除き、こそげたとうもろこしを加える(好みで最初から加えても)。炊き立ても美味しいですが、お弁当にも。暑くて水分をとりすぎた時など、胃が重くなることがありますが、とうもろこしは胃をスッキリとさせ、身体の余分なむくみをとります。ひげが茶色くなったもの、実の先が丸みがあるものを選びます。

7/20

冬瓜(とうがん)

夏に収穫してもカットせずに涼しい場所に置いておけば冬まで保存できる冬瓜、これが名前の由来。ほとんどが水分で、低カロリー、カリウムが豊富なのでむくみやダイエットに効果的、夏野菜なので身体の余分な熱も冷まします。薬膳でも優れた生薬として昔から珍重されており、生活習慣病などを防ぐ効能があります。皮を薄くむけばキレイな翡翠(ひすい)色が冴えますよ、海老そぼろなどと合わせると美しい。大ぶりに切った冬瓜をたっぷりの出汁を含ませ、葛でとろみをまとわせて冷蔵庫で夏中冷やしておく。スープに入れる、そうめんや冷奴に添えるなど重宝します。少し小ぶりで、表面に白っぽい粉が吹いている冬瓜を選んで下さい。

7/18

枝豆(えだまめ)

江戸料理に枝豆の東煮という料理があります。枝豆をさやごと醤油やみりん、唐辛子などと甘辛く煮て、冷たく冷やしたものですがなんとも粋、中身を出して出汁に漬けた出汁漬けは、透明な冷やし鉢に入れるとさらに涼しげで涼を呼ぶ。東北地方の郷土料理のずんだ餅も枝豆ですが、砂糖やもち米と合わさって滋養にもとてもよいものです。枝豆は肝機能の働きを助けアルコールを分解するのでビールの相棒的な存在(夏の風物詩)理にかなっていますね。ビタミンB1、B2、大豆にはないCとカロチンも豊富。本当に手前味噌なのですが、好みの粒感と塩加減に出来るのが嬉しいし、味噌への愛着もひとしおなので豆の種まきから味噌作りを楽しんでます。

7/17

アボカド

少し冷たいアボカドを食べやすくカットし、ライムをたっぷりしぼって美味しい粗塩をつけていただく。単純ですが1番好きな食べ方です、アボカド畑の農家のお父さん(ニュージーランド人)に教わりました。その他半分に割って種を取り、皮ごとトースターで焦げ目がつくまで焼く、トロリとするので醤油とわさびを少々、スプーンですくっていただく。アボガトに少々のレモン果汁をかけて色止めし、白味噌と混ぜてペーストディップにするのもお勧めです。アボカドを購入する時は皮が黒くてハリがあるものを。抗酸化作用のビタミンEが豊富、悪玉コレストロールを減少させる、女性が好きなアボカドは女性の強い味方なのです。

7/14

納豆(なっとう)

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昔ながらの納豆、よくできた日本の代表発酵食品。血圧を下げるアミノ酸やペプチドも豊富、納豆菌そのものは腸内の環境を整え、食物繊維もあるので便通を良くします。納豆に酢と粗塩を加えてゅわしゅわの泡を立てた納豆の食べ方は、暑い日や朝などもスルスルと胃に流れて行く。じゃこや刻んだ野菜を加えると組み合わせの相乗効果で体への吸収が高まります。神田明神の天野屋さん大粒納豆は近所のスーパーでも売られていて嬉しい。納豆の豆の旨味と粘りの力強いひきがいい、ここぞという勝負の時に験を担(げんをかつ)いでかっこみ、心身共にパワー倍増、ついでに美肌効果も最強!

7/13

薬膳・美白薬膳・夏バテ防止

暑いですねぇ。。オフィスに行くまでの照りつける太陽をバシバシ感じながら自転車を飛ばしていると、美白予防をしなくては〜と外からと内からのケアを考える。おかずにもなるビタミンC(熱にも強い)が凄く豊富なゴーヤと、疲れを予防する豚肉とにんにくを加えたレシピに(沖縄のチャンプルーはとても理にかなっています)、カリウムが多いピーマンを加える。油で炒めることでビタミンAの吸収がさらによくなります、器に盛りつけたらおかかもたっぷりふります。下茹でした薏苡仁(ヨクイニン・はと麦)を加えたトマトのスープも添えたらシミ対策にかなり有効なハズ!

7/12

牡丹海老(ぼたんえび)

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タラバエビ科のぼたん海老。赤い斑点があり、牡丹の花のようなのが名前の由来。深海に生息し 底引き網のみの捕獲なので、貴重価値が高いのです。ぼたんエビをたまに食す事がありますが、小樽銀鱗荘さんのランチでいただいたきらきら透き通るこのえびには、本当に胸躍り(踊り食い)ました!殻を持って帰りたいくらいキレイ。甘みもありますが、ぷりぷりコリっとしています。その他の蟹やあわびも最高にシンプルな食べ方で美味、そしてさすがの鰊料理の数々なのでした。忘れられない景色も旅先で出会う美味しさの一つです。海産物の中でも体を冷やさないエビは特に女性に嬉しいですね、タウリンも多く含みます。

7/11

八丁味噌・味噌

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大豆と塩のみで作られる赤味噌。長期熟成させるので硬めで赤黒い色をしており、愛知県岡崎市が有名です。江戸時代に徳川家康発祥の地である岡崎城から西へ八丁離れた味噌蔵で作られていたので、八丁味噌と呼ばれています。戦国時代には小さく丸めたものを、陣中食として腰袋に入れて携帯していたそう。三河地方では沿岸の吉良の塩と、矢作大豆が手に入りやすかったので豆味噌になりました。よく食される味噌カツや煮込みなどは三河味醂と共に八丁味噌と調理されています。栄養価が高く皮膚の再生力もある赤味噌はこれから暑くなる季節に特に美味しく感じられますね。

7/8

桃(もも)・桃仁(とうにん)

みずみずしくて香りよく、見るからに美味しそうな桃が出回っていますね。冷やした完熟桃の薄皮をむいてかぶりつくのが一番美味しいと思っていましたが、桃の里では完熟しているけれども固い桃を皮ごと食すそう!トライしてみたいです。旬の桃でコンポートを作る時はカルダモンを香る程度にホンの少し加えてみて下さい、エレガントな風味になる秘訣。桃仁とは桃の種のことで、日干しにした生薬です。これは、コロコロとした乾燥便秘によく効き、潤腸通便に効果があります。血行障害で起こる無月経、月経痛にも効能があり、血薬として用います。