井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2018年 12月の記事

12/29

御節料理・簡単なのにきちんと作れる「おせち料理」・成美堂出版

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年末から祝い肴数種種をご紹介させていただきましたが、お正月支度は「無病息災、子孫繁栄、五穀豊穣」と、この3つの願いが込められた祝い肴さえあれば立派に迎えられます。関東では「黒豆・数の子・田作り」。関西では「田作り」を「叩きごぼう」に変えて3種とします。この祝い肴があってこそ、お正月の祝い膳は本式となります、つまりこの3種類があれば立派なおせち料理になると言う訳です。後はご家族の好きなおせちなどを数種類足せばよいでしょう、お重がなくても、小皿や器、木のお弁当箱等に盛り付けても素敵ですよ。

12/22

南瓜(かぼちゃ)・冬至・柚子湯

グッと寒さが増してきましたね。1年で昼が1番短い冬至、今年は22日の本日です。かぼちゃを食べて柚子湯に入る風習が日本にはあり、かぼちゃを食べると風邪をひかない、脳卒中を起こさないなどの言い伝えもあります(冬至にかぼちゃを食べるのは食べ収めの日でもあるとか)。名前の由来は、16世紀の半ばに大分県にポルトガル船が漂着し、カンボジアのかぼちゃが献上されたのですが、カンボジアがなまってかぼちゃになったと言う由来がありますよ、面白いですね。かぼちゃの皮は硬いので、レンジに軽くかけて切りやすくします。大きめに切ったかぼちゃにきび砂糖を適宜馴染ませて厚手の鍋に20分ほどおいておくと水分がでます。ふたをして弱火で炊き、お醤油少々で味付けするとほくほくの煮物風になりますよ、生姜のスライス、酒、塩少々で炊いても美味です。

12/21

ほうれん草  貧血・乾燥肌

冬の緑黄野菜の代表格、ほうれん草はポパイでお馴染み(缶詰めのほうれん草を食べると超人的パワーが生まれる漫画でした、歳がばれますね)。シュウ酸があるので、さっと塩茹でしてアクを取って冷水で冷やし、水気をしぼります。根の赤い部分はマンガン(骨を丈夫にする)が多く含まれ、栽培方法が安心で健康なほうれん草は甘みもあり栄養価が高いので余すことなく食べて下さい。ビタミンや鉄分が多いので風邪予防、貧血にも効果的です。にんにくとバターでふんわり炒めて、ほんのり醤油と胡椒で味付けしたほうれん草のソテーは後をひきますね。ごま油やオリーブオイルで炒めると、ほうれん草の繊維と合わさって腸を潤す効果をさらに高めます。

12/18

美肌・酵素(こうそ)・おがくず酵素風呂

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まず最初にとても甘い酵素液を飲む。そして針葉樹のオガクズを発熱性微生物と発酵液により自然発熱させた6度付近の温風呂に横たわる。じわじわ蒸されるお風呂で感じた事は、いつも接している発酵食品はこれくらいの温度でゆっくり育っていくものが多いなぁということ。自身が蒸され体感したことで親近感を深く覚えました)その後の濃厚パックで確実に肌のキメが整い、顔を洗うときにはツルツルになって、色もパッと白くなっている。力強い植物エキスで作られるその効能との相乗効果の高さに驚きます。体への内と外からの良い仕組みを超特急で体感できる小樽の(大高酵素)本家さん!酵素液の甘味がもう少〜しだけ、控えめバージョンがあったら嬉しいなぁ。

12/15

手作りビーフジャーキー・赤身肉・スパイス

赤身肉や余りがちなスパイスで!
タンパク質が豊富、小腹が空いた時やおやつにおすすめの手作りビーフジャーキーです。5〜700gくらいの赤身のもも肉など、脂が少ない部分がジャーキーにはおすすめです。お肉を半冷凍して、ごく薄切り、薄切り、ちょっと厚切りのバリエーショに切り分けます。密封袋に呑みのこしなどのコクのある赤ワイン1カップ、濃口醤油半カップ強、つぶしにんにく1かけ、玉ねぎ輪切り3枚、赤唐辛子2本、きび砂糖大さじ1半、ガラムマサラ小さじ半、オールスパイス小さじ半、丁子2本、ブラックペッパー小さじ半、ローリエなど好みのスパイスを入れ1日半マリネします。ざっと洗って(塩分が気になる人は塩気を抜く)、脱水シートで2日、寒いときなら外風、冷蔵庫ならラップをしないで半日以上、乾燥機なら表示通りで表面が乾くまで乾燥させます。あとは燻製器でヒッコーリーやさくらなどのチップで表示通りに燻製します。焚き火や炭火焼きの後の残り火の上に置いて一晩おいても燻されていいものです。(中華鍋なら、番茶とザラメをホイルに包んで上に網などを置き、ごく薄切りバージョンのお肉をのせた簡単燻製も!)

12/14

味噌(みそ)・発酵食品

ウイルスが飛び交うこの季節、体調を崩さないように外からも内からもケアすることが大切です。食として強い味方は菌や発酵食ですが、中でも身近なお味噌には様々な高い効能があります。(みそは医者いらず)と昔から言いますが、コレストロールを抑える、美肌効果がある、がんや糖尿病などの発生を抑えるなど良いことづくめ。味噌漬け卵黄を簡単なのでご紹介、ちょっと雲丹みたいな味になってご飯にもお酒にも最適です。小さめタッパーなどに味噌を3㎝位の高さにひろげ、水でぬらして絞ったキッチンペーパーをみその上に敷く。卵の殻を押し当ててくぼみを数個作り、それぞれに卵黄を落として、味噌を薄くぬったキッチンペーパーをかぶせ半日〜4日置き、琥珀色になってきたら出来上がり。この卵黄味噌を出汁で溶いておろしにんにくなどを加えると体力回復、風邪などに有効なお味噌汁になります。昔ながらの熟成味噌を日々いろいろな調理法で楽しんで下さい、自然治癒力が高まる効果が期待できます。

12/12

味噌漬け・粕漬け・発酵食

脂がのった魚が出回っていますね。そのまま加熱しても美味ですが、粕や味醂を混ぜた味噌に漬けると冬ならではの脂の旨味が漬け込んで、ご飯やお酒が止まらない美味しさになります。粕や味噌には、ビタミン、ミネラル、繊維、アミノ酸、乳酸菌などが多く含まれるので、生活習慣病予防や腸によい働きが期待できます。日本の伝統調味料は本当に良くできており、味を染み込ませるだけでなく、巧みに水分や臭みを抜き、旨味を凝縮させ、保存効果も兼ねるなど多様な効果があります。焼く時は、焦げやすいので味噌や酒粕を拭ったら、しっかり熱したグリルに入れ、(厚さがある場合はほどほど焼いたら弱火で)焦がし過ぎないように焼きます。大根おろしを添えていただくとよいですね。

12/9

味噌・発酵食・健康おみそ汁・日本テレビ・所さんの目がテン!

日本テレビ「所さんの目がテン!」でお味噌汁を科学しました。
監修したお味噌汁の疲労回復おみそ汁、ご質問が多かったのでレシピを書きますね。

*疲労回復お味噌汁(2人分・小鍋に出汁300ccを温め、おろしにんにく半かけ分、下茹でした生黒きくらげ70g、豚バラこま肉70gを入れ味噌大さじ1を溶き入れる)黒きくらげのビタミンDと繊維、疲れが取れる豚肉のビタミンB1、これらを合わせると健康効果が高まるおみそ汁になります。元気がでるにんにくのアリシンはおろして加熱すると身体に有意義に摂取できます。

*血圧安定お味噌汁(2人分・じゃが芋とさつま芋は角切りにして、水に放しザルに上げる。
 鍋に300CCの出汁と1を入れ火が通ったら、角切りにた山芋を加え、味噌を溶いて碗に盛る。
塩分を排出するカリウムが豊富な芋類をたっぷり入れたお味噌汁、食物繊維、ビタミンCも摂取。

おみそ汁が色々な具材と合うのは細かい粒子のコロイド(アミノ酸・ペプチド・旨味成分)が強い風味の具材でも、包み混んで味をまとめてくれるからだそう。
温めた食材の栄養は煮汁に流出します、煮ると沢山の野菜が簡単に美味しく食べられるのも嬉しいですね。朝の目覚めにいただくと交感神経もONになって1日をスムースにスタートできますよ。夜は疲れをとって体を温めるのでホッとします。昔からお味噌汁は1日の毒消しと言われるほど、温かいお味噌汁を毎日いただきましょう。

12/4

蜆(しじみ)・しじみの醤油漬け・二日酔い・酒解毒

昔から呑みすぎ、二日酔いには(しじみ)と言われていますね、肝と腎機能の両方をケアします。多量に含まれるビタミンB12、タウリンが肝機能を高めてアルコールの分解、解毒を促進します。お味噌汁もよいですが、煮切った酒70cc、醤油大さじ1半、みりん小さじ2、鷹の爪、にんにく、生姜の薄切り適宜を小鍋でひと煮たちさせて冷ましたものに1時間以上漬けたものなどオツです。牡蠣にも同じような効能があり、酸味のものと合わせるとさらに効能の相乗効果が上がります、柚子を絞った酢のものなどもよく効きますよ。柚子には気の巡りを良くする香りの作用、消化を促進する効能と酒毒を消す効果があるので、ダブルパワーです。肝機能がフル回転する時期到来、内臓のケアも忘れずに。

12/3

塩あそび・レモン塩・レモンソルトのペッパーステーキ

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日本のレモンの旬は冬です。果汁たっぷりの完熟レモンを使って、香りの調味料レモン塩を作りおくと便利(作りやすい分量は旬のレモン1個に大さじ3の粗塩、長期保存には多めの塩を加えます)。元気の出る食材にレモン塩を馴染ませると健康効果も上がってメリットがたくさん!皮にはダイエッと効果がありますし、爽やかな香りでリフレッシュもします。簡単ステーキです(ボリ袋に牛肉ステーキ肉2枚、レモン塩スライス1枚、オリーブオイルと酢を少々(好みでポン酢)加えて半日以上マリネする。フライパンを中火に熱し、そのまま肉をこんがり焼く)お家にある野菜と一緒に焼いて下さい、つぶしたてのブラックペッパーで仕上げて。マリネにするとレモンや酢の効果でかたいお肉も柔らかくなり、さっぱりした仕上がりになります、もちろん豚肉や鶏肉にしても美味しいのでお好みで。防腐効果も高く、お酒にも合うので野外やイベントに持ち寄っても。レモン塩を仕込んだ後は、烏賊の塩辛、櫻の塩漬け、梅干し等と四季折々の塩遊びが続きます。