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賀茂なす・ナス・茄子
丸い大型でずっしりと重みのある賀茂なす。京の伝統野菜の一つで栽培にとても手間がかかります。別名は大芹川といって、主産地が芹川だったことが由来だそう。旬は6月中旬〜8月中旬です今が一番美味しい時ですね。京都では味噌田楽・しぎ焼きなどにされることが多いですね。水分がたっぷりの新鮮賀茂なすが手に入ったので、ちょっと贅沢に炭火を起こして、全体が真っ黒になるまで20分ほどかけて焼いてみました。切ってみると中はふんわりと、蒸し焼き状態。トロンと焼けておいしいこと、夢中で口にしました。
油との相性も良く、片栗粉を薄くまぶしてさっと揚げても美味、色も美しい。ステーキ風に肉厚に切って、シンプルに焼くと、賀茂茄子ならではの食べ応えと共に、クリーミーでトロリとした舌触りを堪能できます。
ナスに含まれるナスニンはポリフェノールの一種で抗酸化力は高く、色素のアントシアニンは活性酵素を抑えたり、眼精疲労にも良いようです。