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茄子(なす)・なすび・味噌炒め・夏野菜
なすの原産地はインドと考えられています。16世紀のフランスでは有毒だとみなされて観賞用だったとか。なすを眺めていたなんて何だか面白いですね。
日本には平安時代の8世紀頃にお目見えしました。花も紫色で可愛いですが、採りたては鋭いトゲがあって刺さると痛いのでご注意を。なすは種類には、関東によく出回る千両なすを始め、長なす、水ます、米ます、地域特有のブランドなす、最近では美しい明るい紫色の丸Nasuなど多様に出回っています、海外にも青なすや白なすがありますが、卵のようなその形からエッグプラントとも呼ばれています。
いつものみそ炒めの仕上げに、ほんの少々コーヒーを加える、騙されたと思って試してみて下さい(なすのお料理にはできるだけ体を温める生姜、にんにく、ねぎなどを加えるとよいですね)。
ちなみに私がこの世で一番好きななすのお料理は、今はなき、新橋鮎正さんの鮎のうるかなす、島根本店(美加登家さん)の子持ち鮎はこれからが旬です。