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葱・生姜・中医学・薬膳・食養生・温活
東京でも雪が舞い、底冷えのする季節です。よく「体温が一度下がると、免疫力が下がる」と言われますが、この凍てつく寒さから身を守るためには、外側からだけでなく、「内側から温めること」が何より大切。その助けとなるのが、日々の食事で体調を整える「食養生」の知恵。難しいことは無く、季節の食材を少しの工夫で取り入れるだけ。今日は、今すぐ始められる、我が家の冬の定番をご紹介します。
冬の温活に欠かせない最強のコンビが、葱と生姜です。 NHK『きょうの料理』2月号でもご紹介しましたが、これらを使った私のおすすめは、2人分でたっぷり葱一本を使い切るお味噌汁です。
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美味しさの秘訣は「炒める」こと(葱を斜め切りに、生姜を細切りにし、まずは少量の「ごま油」でしんなりするまで炒めてみてください)
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甘みととろみの変化 「炒める」ことで葱の甘みが最大限に引き出され、出汁を加えると心地よい「とろみ」が生まれます。
仕上げにお好みの味噌を溶けば、発酵食品の力も加わり、代謝をスムーズに上げてくれる一杯に。朝の体温が低い時間帯に飲むことで、一日を元気にスタートさせるスイッチが入ります。
温活のもう一つの柱は「発酵食」。 お味噌はもちろん、黒酢もまた素晴らしい発酵の恵み。黒酢と葱、生姜を合わせた「黒酢トウジャン」のように、腸を整える食材と温め食材を組み合わせることは、健やかな体づくりの近道です。
スープや汁物は、もっとも手軽にできる食養生。 「今日は少し冷えるな」と感じたら、台所にある葱と生姜を手に取ってみてください。



