井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2025年 3月の記事

3/20

お稲荷さん・お彼岸・春分の日

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春分の日、春のお彼岸ですね。雀初巣(すずめはじめてすくう)雀が巣作りを始める頃の初候。夜が短くなり、昼間が徐々に長くなって、本格的な春を迎える季節の変わり目になりました。

お彼岸にお供えするお料理は、季節の野菜で作る精進料理や天麩羅、お赤飯、おいなりさん、ぼたもちなど。地方によってはそば、うどんなど食べる風習があります。基本的に魚や肉、卵、五葷(ごくん・ねぎ、らっきょう、アサツキ、ニラ、にんにくなど匂いのあるもの)などは用いないようにします。

今日はお揚げを炊いて、祖父母の好きだった蓮根とゴマをたっぷり入れたおいなりさんを作ります。お揚げの上手な炊き方です。揚げは出来るだけふっくらしているものを買う。お箸を揚げの上に置き、コロコロと押しながら数回転がして半分に切る。熱茹で数分茹でたら、水でゆすいで水気を絞る(私は半量の揚げを裏返し見た目2種にします)。鍋やフライパンに揚げを出来るだけ平らに並べる。甜菜糖大さじ4〜6、醤油、酒、みりん各大さじ3、出汁300ccを入れ、厚手のキッチンペーパーをかぶせて弱火で15〜20分煮含める。冷めたら汁気をとります。後は薄切り蓮根のシャキシャキ感が心地いい甘酢漬け入りの酢飯を詰めて出来上がり。

酢飯の簡単な覚え方があります(お米1合には酢、砂糖各大さじ2、塩大さじ半が目安。お米を炊く時の水分量は少なめに)。

甘辛のお稲荷さんに柚子やスダチをさっと絞っていただくのも美味ですよ、ぜひお試し下さい。

 

3/15

台湾キヌア・レッドキヌア・薬膳散らし寿司

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注目の台湾フード「台湾キヌア」。古代より台湾の先住民により栽培されているそうで、紅色、朱色など鮮やかな見た目から(穀物界のルビー)と呼ばれています。

台湾イベントでご一緒した台湾シェフによると、台湾キヌアは高い栄養価はもちろん、色味が非常に鮮やかなスーパーフードとして、台湾国内で大きな注目を集めているとの事でした。白米と一緒に炊く食べ方が特に流行しており、台湾と同じように日本でも流行してほしい!とお話しされていましたよ。お米に加えるともっちりとした食感になり、お菓子にも適しています。

桜が美しい頃です、ハッとする程色鮮やかな美しい薬膳散らし寿司はいかがですか?枸杞と昆布で作った薬膳酢に、甜菜糖と粗塩で酢飯を作り、金針菜や桜海老、三つ葉などと合わせ、薬膳酢の枸杞を散らします。眼精疲労や炎症を抑える抗酸化作用が豊富、心身を落ち着かせる食べ合わせにもなっています。

台湾キヌアは見た目の鮮やかさで目を引くことに加えて、タンパク質や鉄分が豊富ですが、とてもヘルシー。キヌアはNASAも評価するスーパーフードで、食物繊維・ビタミン・カリウム・鉄分も多く、栄養バランスにも優れています。

女性からの人気が特に期待できそうです、台湾キヌアが今後日本でも流行する可能性を感じてます。

3/3

マーラーカオ・ココナナッツミルク

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2025年・東京の雛祭りは雪が舞っていましたね。昨日までぽかぽか陽気だったので、満開の梅の木もびっくりしたことでしょう。

寒い日のココナナッツシュガーやミルクを入れた熱々のミルクティーと、蒸し立てのマーラーカオは名コンビ。元気もつくので、撮影の差し入れにも良く作る温かいお菓子です。マーラーカオには、醤油少々を使いますが、私は醤油麹をポンと加えてコクを出します。

大体の作り方ですが、ボウルに卵3個、ココナッツシュガー大さじ3、練乳大さじ2、ココナッツオイル大さじ2半〜3、醤油麹小さじ1〜3、ミルク大さじ3〜5を混ぜます。ザルに小麦粉120g、ココナッツパウダー大さじ1、BP小さじ1弱、重曹小さじ半を入れてふるいながらくわえ、全体を泡立て器でよく混ぜる。硬いようだったら、もう少しミルクを足す。耐熱容器にオーブンペーパーを入れその上に生地を流し、湯気がたった蒸し器に入れて蓋をして20〜25分ほど(途中で開けないようにして)中強火で一気に蒸します。好みでシナモンやクロクローブ、ナツメグなど加えても。蒸し上がったら、少々のココナッツシュガーやパウダーを振ります。

ココナッツミルクにはビタミン類が豊富、季節の変わり目に起こりやすい気だるさや気を補い、疲労回復も担います。

3/2

白味噌・酒粕・美肌・ホットドリンク・発酵食品

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庭の梅は満開です、春の陽気になってきましたね。

それでも早朝はまだまだ寒い。打ち合わせから始まる朝は、ホットショコラショーなどを楽しみます。白みそをアクセントにした、ホワイトチョコレートのホットドリンク。酒粕(熟成練り粕)も加えて。牛乳、アーモンドミルクか豆乳を小鍋に入れて弱火にかけ、煮立つ直前で火を止める。あとは、割ったチョコレートを溶かすだけです。
カルダモンを落とすと、スッキリとした香りで奥行きが出ます、お好みで加えてみて下さい(カルダモンはレモンに似た香りを持つ。胃腸薬でもあり、口臭予防にも効くスパイス・生薬)。

短時間熟成で甘みがある白みそは、塩分濃度が低く、なめらかでコクがあり、柔らかい塩気がこのドリンクの良いアクセントになります。ギャバが豊富でストレスを軽減し、リラックス効果が期待できます(白味噌は冷凍保存がお勧め、硬くならならないので直ぐに使えます)。

酒粕のレジスタントプロテインは食物繊維のような働きをし、腸の老廃物をからめ取って排出。美肌に有効な麹の割合が多い白味噌と合わせると、相乗効果も上がり味のバランスも良くなります。