井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2024年 4月の記事

4/21

すり胡麻キャベツのナムル・春キャベツ・簡単惣菜

井澤由美子・簡単レシピ・作り置き・惣菜・yumikoizawa・キャベツ・春キャベツ・薬膳・中医学・腸活・美容・美肌・春野菜・体に良い・健康料理・旬野菜・胡麻和え・サラダ・キャベツのサラダ・ヘルシー料理

今日は乳酸キャベツの他に、たっぷり作り置くキャベツのお惣菜をご紹介します。キャベツに胡麻を合わせるだけですが、ビタミン類や食物繊維を摂取でき、胃腸を整え、睡眠の質も向上させるレシピです。

作り方はごく簡単、柔らかなキャベツ半個分をざくぎりにし、硬い部分は薄切りにする(ビタミンCは芯に近い部分に多い)。おろしにんにくと塩昆布を適宜混ぜ、ラップをかけてそのままレンジで3〜4分ほど加熱したらそのまま5分おいて蒸らします。ごま油を加えて全体に馴染ませたらすり胡麻をたっぷりと加えてさらに混ぜる。余ったらお弁当にも良いし、納豆やお味噌汁に加えても美味。化学調味料を使わなくても、とっても美味しくいただけます。レモン果汁や薬膳酢を少し垂らしても良いものです。

キャベツは薬膳的に、湿をとり、胃や腎を強化し、消化不良、気虚、老化、筋力の衰えをサポート。栄養学的には、胃粘膜を保護し、再生する。新生活を始めたフレッシャーズさんにもおすすめの簡単惣菜、インスタントラーメンや焼きそばに加えるだけでも違いますよ。

4/20

春キャベツ・乳酸キャベツ・腸活・美肌・発酵食

井澤由美子・wellness・免疫力・発酵食・乳酸キャベツ・井澤由美子・美腸・乳酸菌・美腸・漬物・キャベツ・新キャベツ・乳酸キャベツ・

乳酸キャベツは、シュークルートやザワークラウトと変わらぬキャベツの漬物ですが、簡単な作り方でしっかり発酵させた乳酸菌たっぷりの発酵食品です。毎日食べると、自分の体が変わるのが実感できます。乳酸菌と食物繊維の働きにより、腸内環境が整い、便通がよくなります(少しオイルを垂らすとさらに効果が上がります)。 キャベツに含まれるビタミンU(別名:キャベジン)は、その名の通り胃腸薬にもなる程で、春に起こりがちな不調もケア。ストレスや緊張感が多い4月には特に適しています。

腸の調子がよくなると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が促され、精神的にも安定するそうです。材料は、キャベツ800〜1キロ、粗塩大さじ1〜1半、ときび砂糖小さじ2だけ。しんなりするまで清潔な手か袋の上から揉み、保存容器に入れて2、3日常温におきます。酸味が出て、発酵したら冷蔵庫で、約1か月ほど保存出来ます。 そのまま食べてもよし、さまざまなメニューに取り入れてもよし、 使いやすいのも魅力のひとつ。旬の山椒の実の塩つけもお勧めですよ。

写真は乳酸キャベツの著書本より掲載。井澤家の呼び方をそのまま使用しています、乳酸菌たっぷりの水分が出るのでこのネーミング。通年仕込み置きますが、春になると特にたっぷり作ります。冷蔵庫の扉をあけると、心地よい酸味のさっぱりとした冷たいキャベツサラダが待っています

4/19

ルビーレッド・キウイ・

ルビーレッド・キウイ・美容・腸活・健康・ビタミンCc・井澤由美子・ダイエット・アントシアニン・一日1個・疲労回復・ニュージーランド・NZ・ゼスプリ

4月から5月にかけての期間限定販売のルビー色のキウイ。

好きな一皿があります。剥き立ての生エビ、ぶつ切りの茹でタコ、サーモン、ホタテ、時には蒸した貝などを添えたセビーチェ風。香り野菜には、刻んだ紫玉ねぎ、ジンジャー、赤唐辛子、コリアンダーなど。味付けにはバージンオリーブオイル、軽く塩胡椒、ナンプラー、コジベリー、主役のルビーレッドキウイを合わせて、搾りたてのレモンを多めに加えます(レモンがライムになったり、唐辛子が山椒にしたり、あるもので作るのでそれもお楽しみ)。

このフレッシュなシーフードサラダは抗酸化作用が高い。アントシアニン、ビタミン類が豊富、美肌・美容に最適な他、免疫力UPも担います。ちなみに通常の緑キウイに含まれるビタミンCは100g中約88mg前後、黄色のサンゴールドは152mg。ルビーレッドに至っては、189mgを誇流ので、1個で1日の必要ビタミン量を美味しく摂取できてしまいます。

気の巡りを良くするコリアンダー、爽やかな香りの柑橘、少し辛くて甘酸っぱいドレッシングとコラーゲン豊富な魚介類を合わせれば女子力もアップ。冷えた泡や白ワインが美味しいこの季節、ベリーの味がする赤いキウイと合わせたおもてなしにはいつも歓声が上がります。疲れた夜や消化不良気味にもよきです。