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ほうれん草・貧血予防・冬野菜・ポパイスープ
旬のほうれん草は葉が肉厚になり、甘味も増しますね。鉄分が多いので、昔から貧血などに良いとされている冬の代表野菜です。ほうれん草が食べたくなったら実際に血が足りないのかも。積極的にいただいて養生して下さい。ビタミンCやカロテンも多く、風邪や動脈硬化予防にも最適、五臓の働きも助けます。良質の油と一緒にとると、カロテンの体への吸収率が高まりますよ。
茹でるよりレンジ加熱だとビタミンCの損失が少なくすみますが、茎から茹でておかあげ(ザルに上げる)にするのが美味しいですね。おすすめレシピはナムル。加熱したほうれん草の水気を絞り、ピーナッツ油やごま油、塩、こしょう、おろしにんにく各少々で和える。
高齢の父へのスープには、ほうれん草を茹でた後にペーストにしてスープにします。ささみを塩麹漬けにして、一緒にミキサーにかけ、温めたチキンスープに落とすだけ。ふわふわと浮きだしたら出来上がり「ほうれん草とささみのスープ」は豆腐やハンペンよりも柔らかです。
ほうれん草は早めに使いきりたいですが、保存する時は新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、立てて野菜室に入れます。