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牛肉・食養生
日中は暖かくなって、過ごしやすい気温が続いていますね。ですが、朝夕との寒暖の差も手伝って自律神経が乱れ、何となく疲れやすいこの季節。気温の温暖差や新生活のストレスで、脳や体が慢性疲労を感じやすくなっていることも。病院にいってもこれといって悪いところはないのですが、疲れると気落ちもしてしまう。
中医学ではこれを気虚(ききょ)と言い、漢方薬や食で養生し、身体の機能を回復させます。食材の中で特に「気」を補う食材は牛肉。必須アミノ酸が豊富な牛肉は、良質なタンパク質やミネラルで身体の機能を改善させ、筋骨を丈夫にします。
鍋に下処理した牛すね肉と多めの新玉ねぎ、にんにく、セロリ、トマト、赤ワイン、スパイスなどを加えれば後はコトコト煮込むだけ。鍋まかせなのでほとんど手間はかかりません、時間が美味しくしてくれます。季節や気温、体調によってスパイスや野菜の配合を変えて楽しみます。出来上り近くになったら蜂蜜と美味しいバターで仕上げます。
週末や空いた時間に煮込んでおいて休日はのんびりと過ごし、また週明けから頑張れる気力体力を復活させておきましょう。