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山菜・春の息吹・こごみ・みず・蓬・お浸し
毎年楽しみにしている春の便り。
わらび、ぜんまい、こごみ、みず、タラの芽、いたどり、うど、よもぎ、天然の行者にんにくなどが東北から届きました、若緑豊かな山の風景が眼に浮かびます。
山菜は春の息吹。デトックス効果が高く、香り豊かで繊維が豊富です(食べ慣れない方は、アクがあるのでほどほどの量で楽しみます)。春野菜の苦味は、虫から身を守るためのアルカノイドに由来する成分で、デトックス効果が高いそうです。食感を楽しめる時期はとても短いので何かしら毎日口にしたい。
タラの芽やこしあぶらの摘みたては香りを食べるもの。天麩羅は、独特の風味を最大限に堪能できる調理法だと思います。
薬効の高い蓬もくせになる風味、お餅にしてもいいですが、汗ばむ日も日には緑茶に柔らかな蓬をポンと浮かべだけで、穏やかな良い香りと緑茶の成分と相まって頭がスッキりします。
こごみやみずは、山菜の中でも下処理が楽で簡単です。さっと熱茹で下茹でしたら、おかあげして水気をしっかりふいて出汁に浸すだけ(色鮮やかにしたい場合は、茹でた後冷水にさらして色止めしても)。
美味しいお出汁にしっかり浸したわらびは、白和えにしても、胡麻和えにしても一味違います