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玉蜀黍・とうもろこし・とうきび・とうもろこしの冷たい昆布スープ
とうもろこしは米、麦に並ぶ世界3大穀物。糖分が高いので、エネルギーの補給源にもなります。ひげ根が茶色くなってボリュームがあるもの、全体的に重くしまっているものを選び、鮮度が落ちやすいため購入したら直ぐに調理します。
毎年、生のトウモロコシを炊き込みごはんやかき揚げにするのが楽しみ。甘みを生かした和風スープにするのもいいものです。作り方は昆布を水につけておき、ここに実を削いだ後のとうもろこしの芯と新玉ねぎを入れて弱火にかけてフタをし、20分ほどゆっくり煮ます。芯からは旨味や風味が出るので出汁として他のお料理にもぜひ加えて下さい。とうもろこしの実を入れ、好みの加減に煮たらハンドミキサーで撹拌し、白みそを溶き入れれば出来上がり。温かくても美味、冷たく冷やすとさらに喉越しのよい冷製コーンスープになります。
とうもろこしには血液をサラサラにするリノール酸を含み、便秘改善に役立つ食物繊維が豊富です。ひげをお茶にして(コーン茶)飲む習慣が韓国にはありますが日本でも人気です。香ばしい中にほんのりとした甘みがあってノンカフェイン。美容に良く利尿作用があります。雨季になると体や頭が重くなりがちな(湿邪・水分や老廃物が溜まる)方には、特にお勧めの野菜です。