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金柑・きんかん・のどの痛み・薬膳
この季節は柑橘類が種類豊富に出回っていますが、皮ごと食せる金柑がとても美味しいですね。ヘタが緑で艶がよく、より赤みの強いものを購入します。よく洗って皮ごと存分に楽しみます。喉にもよい金柑は甘露煮にしたり、コンポートにして保存しても。きんかんを2、3分下茹でしてアクを抜きます。はちみつに漬けるだけでも良いですが、鍋に移して金柑n分量の半量くらいのきび砂糖とかぶるくらいの水、酢か白ワインを少々加え、とろみが出るまで煮詰めます。煮物や酢豚などに入れると味に奥行きがでます。鶏肉や鴨肉などともよく合いますよ。お菓子は、タルトやソルベになどにすると爽やかです。
金柑はビタミンCが豊富で、風邪予防やアレルギー対策に有効。また皮に含まれるヘスペリジンはポリフェノールの一種で、ビタミンCの吸収を高めます。
香りには気の巡りをよくする効能があり、ストレスを緩和し心を落ち着かせます。
写真はドライ金柑です。皮ごと薄切りにして1〜3日間干すだけ(干し加減はお好みで、個体差や日差しの強さでも変わる)セミドライならサラダに散らす、ケーキの飾りにすると可愛い仕上がりに(セミドライの金柑は冷蔵庫で保存します)。しっかり乾燥させたものは、お茶や飲み物に加えると甘みがほんのり移ります