井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

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2025.3.02

腸活・発酵食品・元気を保つおいしい健康レシピ

井澤由美子・健やかレシピ・健康美容・中医学・薬膳・腸活・機運力アップ・骨元気・血液サラサラ・美肌・健やかな食卓・オレンジページ

オレンジページさん発売の100歳レシピ。

人生100年時代。長い一生を楽しく生き抜くには、毎日の食事で必要な栄養をとり、健康を維持することが何より大切です。ポイントはこの4つ、血液をサラサラに・筋力をアップ・骨を丈夫に・腸スッキリ!

見た目も体も元気な100歳を目指す健康レシピは、どれも美味しく手軽に作れるものばかり。健康的な食事のレシピが305品掲載されています。毎日の食事で大いに活用して下さい、よかったらご覧ください。

2025.2.25

UR LIFESTYLE COLLEGE / RADIO

井澤由美子・健康美人・美容健康・食養生・ビタミンC・免疫力・レモン・lemon salt・柑橘類・旬の果物・檸檬・レモン塩・塩レモン・塩水漬け

今月のJS PLUS &LIFESTYLE COLLEGE

UR JS PLUSでは、旬のレモンとイチゴの食薬についてと作りやすいレシピをご紹介させて頂いています。

季節の変わり目で、免疫力が低下しやすいこの時季、毎日の健康を持続するためにお勧めなのが、腸活です。腸の働きを良くするものと言えば、発酵食品があげられますが、単体では意味がなく、しっかりと食物繊維と一緒に摂取することが何より大切です。

繊維は根菜類やきのこ類を筆頭に様々ありますが、果物にも豊富に含まれています。春先にもピッタリな、香りの良いイチゴドレッシングにはぜひ塩麹とオリーブオイルを合わせてみて下さい。空き瓶などに入れてシェイクすると、とろりと乳化し、魚などのソースにも適します。全て腸活に良い素材達で、相乗効果も上がるようです。ついでに苺には、清熱作用と言って、体の余分な熱をとる効能が期待できます。豊富なビタミンCもあるのでのぼせや病後にも適しています。

レモンの皮には良い香りの他に、少しの苦味がありますが、ダイエット効果もあると言われています。国産が出回っていますね、レモン塩やシロップ漬けの保存食にして、日々活用して下さい。

UR LIFESTYLE COLLEGEのラジオ放送は3月9日です。お時間合いましたら、春の食養生をお聴き下さい。

2025.2.05

体がよろこぶ!旬レシピ ブロッコリー・FANCL 

ブロッコリー・美容健康・井澤由美子・冬野菜・薬膳・栄養学・腸活・ファンケル・美し肌・綺麗を作る・きれいをつくる

「体がよろこぶ!旬レシピ」

今月のお勧め野菜はブロッコリー。一年中出回る野菜ですが、特に美味しい季節は冬です。小さな花の蕾の集結の花蕾だけでなく、茎も美味しく頂けます。ブロッコリーは、野菜の中でもタンパク質が多い他、ビタミン群やカルシウム、食物繊維など豊富な栄養素を含みます。細かく切って5分ほどおくと、栄養がパワーアップすると言われています。

また、柔らかく加熱すると独特のホクホク感や旨みが出てきます。くたくたに煮えたブロッコリーはホッとする味わい、胃腸に優しい野菜でもあるので心身共に疲れた時は、温サラダとして、或いはパスタなどに絡めても良いでしょう。

購入する時は、色が濃く、かたくしまったものを選びます。水に浸して汚れや虫を取り除いて調理します。今が旬の牡蠣やサーモンと合わせると、老化防止になり、美肌効果をさらに上げます。

代謝が落ちやすい冬は、納豆や味噌のビタミンB群、ほうれん草やまぐろなどの鉄分、キノコやしらすなどのビタミンD、卵や大豆、青魚など、筋肉の材料になるタンパク質などもしっかり食べましょう。これらはふっくらとした肌も作る要素になります。体の中からきれいをつくる 旬の食材や健やかレシピを毎月ご紹介させて頂いています。旬の食材には、人間に必要な栄養素や効能がたっぷり。野菜とタンパク質を上手に組み合わせた献立は、若々しさや溌剌さを生みます。

2025.1.20

生姜・乾姜・風邪予防・持田製薬

冷え・風邪予防・健康美容・腸活・井澤由美子・薬味・新生姜・食養生・夏至・まいにち食薬養生帖・食薬・健康・初夏の食べもの・夏至の食べもの

今月の持田製薬さんの「食薬でからだを整える」は、生姜で風邪予防。

生姜は中医学で「百邪」を防衛する」と言われる生薬。百邪とは、健康な生活を妨げる様々な要因のことです。

生姜と野菜の違いをご存知でしょうか?大変大雑把にですが、苦味や酸味、強い匂いを放つような、ある意味食べにくものが生薬で、食べて美味しいものが野菜です。生姜は野菜ですが、干すと乾姜と言う生薬になります。生の生姜は発汗作用があり、その後冷やすのですが、乾姜は芯から温める効能があります。

乾姜の作り方は簡単です。皮ごと薄切りにして、ザルに広げて風通しの良いところで「カラカラになるまで」しっかり干す。後は、缶や密封容器に入れ、海苔やお菓子などについている乾燥剤を入れて保存するだけです。お茶やスープに気軽に加えて使います。細かくミキシングし、粗塩と合わせると風味豊かなジンジャーソルトになります。

風邪の引き始めなど、白い鼻水が出る時は体が冷えているので、生の生姜を皮ごとおろしてスープやお湯わりなどで加熱し、早めに休むようにすると治りが早く、後が楽です。

夜寝る前に大量の生姜をとりすぎると眠りを妨げてしまうこともあるとか。人にもよると思いますが、何でも取りすぎは良くありません。美味しく効能を感じながら冷えを改善させて下さい。

持田製薬さんと言えば私の子供もお世話になったスキナベープ。繊細な肌にも優しく広げられるように、顔にも体にも毎日使える赤ちゃんのスキンケア剤は、シェアNo.1の保湿剤です。赤ちゃんもお母さんの肌もスベスベ、そして血流の良いお母さんは何より元気、母乳の出も良くなり、赤ちゃんにも沢山の良い影響がありますね。冷え予防と腸活、大切に考えます

2024.12.01

婦人画報 創刊120周年新年特1月号・鍋レシピBook

婦人画報・1月号・鍋特集・温泉特集・井澤由美子・温泉アワード・鍋レシピ付録・冬の温泉宿・食養生・美味しいお鍋_人気鍋

今号の婦人画報の表紙は、日本の象徴でもある鶴がモチーフ。創刊120周年に相応しい、御目出度うございます。

120年前、初代編集長の国木田独歩さんが婦人画報創刊に際して願ったもの。それは、女性の活動や教育、流行を伝え「善意ある傾向を助長すること」を使命としました。時代と社会の変化を映し出しながらも、芯のあるエレガンスと知の喜びを届けること。この精神が今も画法の礎となっているそうです。私は17歳の頃から拝読しており、40数年しか画報を観てきていませんが、いつも美しい写真と共に心が躍る内容です。

お料理ページの特集では、辰巳先生の格式高いおせちを始め、雅な上野先生の正月料理の数々、私はといえば付録の毎日食べたい鍋BOOKに参加させて頂いています。読者の声を反映した各部門の温泉宿アワードも掲載されており、厳選掛け流し好きとしてはこちらも読み応えがありました。

 

2024.11.21

秋川牧園「食べる」の学校・11月22日ローストチキンの作り方

井澤由美子・秋川牧園・ローストチキン。クリスマスチキン・簡単レシピ・美味しいチキン・手作りクリスマスチキン・ロースト料理・食養生・食薬・ご馳走レシピ・料理家・スタッフィング・動画開設・

山口県にある美味しい鶏肉や卵で有名なオーガニックファームの秋川牧園さん。そのポリシーも素敵で、「口に入るものは間違ってはいけない」のお考えに私は大賛成、出来るだけ私もそうありたいと思っています。調味料も素晴らしく、中でもマヨネーズは本当に美味しいのでマヨラーさんはぜひ試してみてください。手頃な価格で購入できるその他の冷凍食材など、充実の品揃えです。

今回ご紹介させていただくロースト用の丸鶏は大きめでボリュームがあり旨みが凝縮してます。キットに入った冷凍野菜やポテト達もオーガニック、安心してご使用いただける商品です。マーサスチュワート編集部時代は、丸取りチキンやターキーと格闘し、本場さながらの工程で撮影に挑んていた私です。11月22日のライブでは、秘伝のタレや足の組み方、パンで作るフィディングを皆さんにご紹介したいと思います。

余談ですが、別企業さまで監修している「産褥期の8種のスープ」でも、秋川さんのチキンスープや鶏肉達を使用。お母さんや赤ちゃんが安心して口に出来る滋養のある美味しいスープを目指しました。自然食品店のF &Fでもお買い求めいただけまよ。鶏肉は気力を上げて元気をつける食材です。

 

 

2024.11.05

秋の保湿・潤い「FANCL」体が喜ぶ旬レシピ・大根

大根・養生三宝・井澤由美子・冬野菜・喉・咳・痰・大根おろし・美肌・コラーゲン生成・養生食・薬膳・健やか・ファンケル・大音もち・みぞれ煮・ビタミンC・肌生成・風邪予防・潤い・旬レシピ・体が喜ぶ・美しい人・カロテン・

ファンケルさんのカラダの中からキレイを作る「旬食材の健やかレシピ」。今回はカラダと心の「乾燥防止」に役立つレシピのご紹介。

薬膳での秋から冬に向けてのカラダや体内の乾燥に良い素材は白い食材。秋に起こりやすい物悲しさや喪失感も軽減させる手伝いをするとされています。店先を見回すと白い食材とは、蓮根、梨、蕪、大根など昔から咳や痰切り、喉に良いとされてきた野菜や果物達。落花生や旬の銀杏などのナッツ類も潤す作用があり、豊富な食物繊維で便通も促します。

朝夕めっきり寒くなって冬が近づいているので、今月の食材には「養生三宝」の一つである大根を。大根はカリウムやビタミン類が豊富。調理法によっては食べ応えも出るし、様々な表情に変わるのでその特性を活かして料理をすると楽しい。葉の生えている頭の方はシャキシャキとしているのでサラダに、真ん中は柔らかく甘みがあるので煮物に。下の方は、分解酵素のジアスターゼが胃腸をスッキリさせるので、脂の乗った秋刀魚や鰤、鮭などにたっぷり添えて胃もたれ防止に。ついでにコゲの発癌性部質を解毒するイソチオシアネートも含んでいます。その他、大根おろしはモチモチとして香ばしい大根餅や、ふわりと優しいみぞれ煮などにも変身。

大根や大根派はビタミンCが豊富なので、魚や肉のコラーゲンを持つ食材と一緒に食べると美肌を生成しますよ。皮付きの糠で漬ける沢庵や、麹たっぷりのべったら漬けも冬ならではの美味しさで、腸活や美肌を作る保存食でもありますね。

 

2024.8.30

腸活のスーパーフードまるごと「海藻」レシピBOOK

海藻・井澤由美子・スーパーフード・腸活・腸活スーパーフード・美容・健康・美髪・ヘルシー・レシピブック・家の光協会・井澤由美子・料理家・昆布・ワカメ・ひじき・アカモク・アガー・寒天

海藻好きです。新刊の海藻Bookが8月22日に発売されました。

今や海藻は世界で注目されるスーパーフード。未来の大切な栄養源でもあり、様々な地域で養殖も活発に営まれています。この海藻ですが、実は良質なタンパク源であることを皆さんご存知でしたか?海藻類の植物性タンパク質は、アミノ酸スコアがとても高い事がわかっています。

含まれる水溶性食物繊維が、今話題の「ご長寿菌」と呼ばれる酪酸菌を増やして腸内環境を整える。さらに酪酸には加齢により筋肉を収縮させる、hdacと言う酵素を阻害する働きがあるので、筋肉を衰えにくくすると言う、研究結果があります。

ミネラルが豊富な海藻は、ヘルシーで、髪や肌、爪なども美くしくするので健やかなイメージがありますが、昆布やひじきに含まれる成分が気になる方も多いと思います。毎日毎日大量には食べない方が良いですが、それは他の食材も同じ、なんでもバランスよく摂取する必要があります。医師を交えて、その辺りも監修しているので気になる方は是非ご覧ください。

海藻好きの私としては、もっと皆さんに良さや旨味を見直して頂きたく、満を持して作った本です。そもそも昆布がなければ日本料理は始まらない。昆布を入れた湯豆腐と入れない湯豆腐でその旨味の違いを確かめてみて下さい。この本の撮影初日には、代表的な4つの昆布の味比べをスタッフ皆んなで楽しみました。味比べをすると、どんな料理にどの昆布を使うと良いのか(好みに仕上がるのか)がわかるので、料理が楽しくなり、日本料理の奥深さも知るきっかけとなります。私の食育講座では、いつも味比べをしてもらって実習しますが、子供達の目が輝く瞬間でもあります。本物を知る喜びは、その後の人生も左右するし、日本の伝統的な要素や歴史も含まれているので、しっかり伝えたいのです。

今回は春先の撮影をし、漁師さんに朝取れの昆布、めかぶ付きわかめ、ひじき、てん草、もずく、アカモクなどを送っていただき、図鑑仕立てにしました。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。

しみじみ美味しいお出汁の風味を始め、沢山の海藻料理を皆様に楽しんでいただけますように。

2024.7.17

マガジンハウス・hanako・理想のキッチンとインテリア

井澤由美子・hanako/マガジンハウス・料理家・養生・きょうの料理・渋谷・キッチン・インテリア・貴重

毎回きょうの料理やあさイチさん出演後に、楽しみに寄らせて頂く素敵な雑貨屋さんがあります。そのお店は、NHKのすぐ側にあり、店先には季節の切り花が美しく置かれています。奥に進むと手作りのキッチンがあって、まずは温かいハーブティーにホッとひと息。そして、店内をゆっくり拝見し、海外のリネンエプロンや器類をチェック。伺うと必ず何か欲しくなる商品があるお店は、稀なので私にとっては、とても貴重な雑貨屋さんです。

この号は、様々な方々が今すぐ真似したい実用品やその選び方がわかる実例集となっています。実家のキッチンを心地よく整える、フルオーダーで叶えた理想の台所、楽しいDIY、グリーンを育てる、普段の料理などキッチンにまつわる全てが満載です。

2024.7.10

NHK あさイチ・みんなごはんだよ・梅干し・夏野菜

井澤由美子・梅干氏・あさイチ・料理家・美味しい・食養生・食薬・東京食薬LABO・あさイチ・NHK ・疲労回復・薬膳・中医学・家庭料理・簡単レシピ・手仕事・オーガニック

NHKあさイチさんでご紹介した本日の、いざわ的裏テーマは「除湿と疲労回復」。

気温がとても高い上に湿度があるので、このと処いつも以上に体が重だるく感じます。体に湿が溜まりやすい方は、頭痛や関節痛、落ち込みやすいなどの症状が出ることも。中医薬膳では、これらの症状を緩和する利水、利尿作用のある食材をお膳に盛り込みます。

体から余分な水分を排出するズッキーニ、ハトムギ、アシタバ、アスパラ、きゅうり、とうもろこしとその髭、スイカ、すもも、ぶどう、あおさ、もずく、烏龍茶、コーヒー、紅茶、ビール、プーアール茶等、浮腫を取りのぞくよう雨季のレシピを作ります。キッチンに立つ時間も短くし、さっぱりしたおかずをご紹介したい。

前日のあさイチさんでは梅干を使う、明日はズッキーニを使うと言うことで(笑)、かぶらない塩梅良いレシピにしたのが、今回の「梅バター蒸し」です。梅を胸肉に揉み込んで、良い塩梅となりつつ、柔らかさ、臭み抜きを兼ねています。

鶏胸肉と梅干、ズッキーニのカリウムやカロテン、パプリカのビタミ類で除湿と疲労を回復させます。ほんの少しのバターは梅の酸味や塩味を中和させ、程よいコクを生み出し、カロテンの吸収を良くします。ジューシーに蒸し焼きされたズッキーニと、しっとりと柔らかい鶏肉は食べ飽きません。

梅干は効果効能が高いだけではなく、調味料としてもとても優秀です。防腐効果もある梅干しは。「梅はその日の難逃れ」という諺もあります。きょうの料理6月号でご紹介させて頂いている梅干は、18%のおばぁちゃんの梅干しと、低塩の八八漬けです。どちらも抗酸化作用の高い赤しそをたっぷり加えて効能と保存力を高めています。

 

 

 

 

 

夏の代表野菜にズッキーニ、トマト、なす、きゅうり、レタス、オクラ、唐辛子などがありますね。まん丸なズッキーニもあります。

ズッキーニの名前の由来は小さなかぼちゃ(イタリア語)です。蒸しても焼いても、ジューシーな