井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

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2020.6.12

マガジンハウス・クロワッサン・薬味とスパイス

薬味・スパイス・生薬・マガジンハウス・クロワッサン

今号のマガジンハウス「クロワッサン」は「薬味とスパイス」の特集です。数ページの写真も自分で撮影させて頂き、14種類の薬味・生薬・スパイスの効能などをそれぞれにご紹介しています。
夏の不調を防ぐ薬味とスパイス、香辛料は世界の薬です。薬味やスパイスは、なんといっても消化促進、食欲増進効果が高いことですが、冷え解消や香りのリラックス効果まで、高いチカラには枚挙にいとまなし。
食材に与える作用も注目すべき点です、殺菌や抗菌作用があり、特有の辛み成分や香気成分に食品の腐敗を防ぐ働きがあります。雨季のジメジメや夏の暑さを吹き飛ばすスパイスを食卓にぜひ活用して、ご自分の体質や体調に合った取り入れ方で活用して下さい。
ハーブや梅干し、ビネガー、ピリ辛料理など異国情緒満載のお料理ページや、この時期を快適に過ごせる為の過ごし方などが掲載されている梅雨時必見の号です。

2020.6.10

日本TVスッキリ・キムチ・ヨーグルト・サワーキムチ・免疫力・乳酸菌

サワーキムチ・キムチ・ヨーグルト・ヨーグルトキムチのふるふる豆乳スープ・発酵食・乳酸菌・免疫力

今朝の日本テレビ「スッキリ」さんでご紹介させて頂いた免疫力アップの発酵食レシピは、キムチとヨーグルトを合わせたサワーキムチ。「ヨーグルトキムチのふるふる豆乳スープ」と題しています。植物性たんぱく質に発酵調味料の酢と醤油で味を整え、旨味に鰹節をトッピングしています。黒酢がよく合いますが、リンゴ酢や米酢などお好みです、熱い豆乳を加えるとふるふるに凝固しておぼろ豆腐のように固まります。
台湾の朝ごはん、ドウジャンの井澤家アレンジバージョンで桜海老の代わりに鰹節、パクチーではなく小口ネギをのせてごま油香るラー油をふっています。キムチはヨーグルトでうっすらコーティングされているので、マイルドで食べやすくなっています。これをひと晩冷蔵庫で寝かせるとまったりとよく絡んで美味しくなりますよ、お試し下さい。
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌、発酵調味料の数々と植物性タンパク質を合わせて免疫力を上げる効果を高めます。
レシピです・番組内では2人分を作っていますが1人分の分量を書いておきます(器に黒酢大さじ1、醤油小さじ2を入れ、沸騰直前の豆乳を注ぎ、1、2分混ぜずにそのままおく。サワーキムチ、小口ネギをトッピングし胡麻油ラー油をたらして出来上がりです。沢山の方が作って下さったようで有難う御座います。キムチの代わりに古糠漬けなどでも美味しく、ご自宅にある材料でササっと作ってみて下さい。カリッと焼いたバタートーストを添えても美味しいです。

2020.5.15

フジテレビ「四季彩キッチン」/リーフレタス・野菜

漢方・薬膳・食養生・wellness

日本の農業の「いま」をプレゼンテーションする、林修先生が進行役の「四季彩キッチン」は、旬の採れたて野菜をご紹介する番組です。
5月18日(月)放送の「リーフレタス」の回は、〆まで美味しく楽しめる豆乳と新生姜のしゃぶしゃぶをご紹介させて頂きました。
サラダやサンドイッチでお馴染みの「リーフレタス」、番組でご紹介するレタスは、野菜に過不足なく栄養が行き渡り、毎日新鮮野菜を作る事ができる島根県の野菜工場で作られているもの。見目麗しいリーフレタスで、お皿の上もパッと華やぎます。
サラダ好きです、美味しく食べるコツをご紹介します。フレッシュ感が何より大切、冷水にレタスを数分つけてパリッとさせたら、サラダスピナーや清潔なタオルなどで「しっかりと水分をとります」。その後、かける、和えるだけでなく「葉に一枚一枚ドレッシングをドレス(まとうように)させるように」意識して葉に馴染ませて下さい、シンプルなサラダをグンと美味しくする秘訣ですのでぜひお試し下さい。
番組情報です。
番組名「四季彩キッチン」 番組公式ホームページhttps://www.fujitv.co.jp/shikisai_kitchen/ MC:林修先生
フジテレビ(関東):毎週月曜日21:54~22:00
関テレ  (関西)  :毎週水曜日21:54~22:00
BSフジ  :毎週水曜日22:55~23:00 ※フジテレビの1週遅れです

2020.5.05

マキノ出版・ゆほびか・手作りジンジャーシロップ・新生姜・スパイス

シロップ・手作りシロップ・ジンジャーシロップ・生姜

今号のマキノ出版「ゆほびか」さんでは、生姜・八角・シナモン・カルダモン・唐辛子などを煮詰めたパンチの効いたシロップをご紹介させて頂きました、井澤家の免疫シロップで通年常備しているものです。
季節に合わせたスパイスで配合も変えるので、風味や辛味、香りはいつも同じではありません。夏場にはレモンやオレンジピールを加え爽やかな香りのカルダモンを少し多めに加えたりするとスッキリします。炭酸、氷水、ヨーグルトで割ったり、ビールで割ると、クッと美味しいシャンディーガフ風(カクテル)になります。煮物やおかし作りに加えるなど幅広く活用できますよ。
詳しい作り方は今号のゆほびかさんに掲載されています。元気になる免疫シロップは風邪のひき始めにも良いものです、ぜひお試し下さい。

2020.4.25

Beautiful Days・健やかに美しく

beautiful・健やかな暮らし・美しく・健康

バラやツツジが満開で綺麗ですね。カモミールやミント、ローズマリーなどのハーブもグングン育って、透き通るような新緑が美しく、過ごしやすい気温です。「高島屋」さんの春のギフトカタログができました。「健やかに美しく」がこの号のコンセプト、私は身近な薬味や食材の食べ合わせで元気になれる作りやすいレシピをご紹介させて頂きました。
こだわりハムのソーセージ、お酒、珍味、肉や魚の詰め合わせ、スイーツ、ご馳走おかずから、梅干しやお米、お茶に至るまで日常的な厳選素材もたっぷり掲載されています。その他、快適な睡眠を得やすい枕、リラックス効果の高いルームウエアやハンドマッサージャー、良質なヘアブラシ、メイクブラシまで見ているだけでも楽しい充実のラインナップ、母の日のプレゼントにもお勧めです。

2020.4.01

栄養を捨てない「まるごと」野菜レシピ

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野菜の芯、皮、軸には栄養がたっぷりあります。例えばキャベツの芯に含まれるカリウム、カルシウム、マグネシウムは葉の2倍あり、ビタミンCは一番外側の葉に多く含まれています。セロリの葉のカロテンは茎の2倍ですし、新じゃがは皮の近くにカリウムが多いので、タワシでよくこすって調理をすると良いですね。水分が多く鮮度の良い新じゃがは、皮が柔らかいので丸ごと食べられます。
この本では、キャベツ、新じゃが、新玉ねぎ、グリーンアスパラガス、セロリ、しいたけ、かぶなどの栄養価の高い野菜が勢ぞろい。野菜の栄養素と、作りやすいメニューが判りやすく掲載されています。
kadokawaレタスクラブmook・特別編集〜栄養を捨てない(まるごと)野菜レシピ新発売

2020.3.15

大豆・豆・ビーンズレモンサラダ・薬膳

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大塚製薬さんの健康とキレイを応援する情報誌(mina kukakaa ミナ・クッカ)。
今月は、爽やかな酸味の「ビーンズ・レモンサラダ」をご紹介させて頂いております。
春は、冬に溜め込んだ毒素を出そうと肝臓がフル回転しています。加えて、環境の変化が多い4月はストレスを抱え込みやすく、アレルギー反応が過剰に出たり、気分が塞ぐなど心身共に体調を崩しやすい時期。
薬膳では、春は緑色の食材を食し、酸味を摂取する献立になります。気の巡りが良くなるレモンやハーブの香りでリフレッシュし、酢やレモンなどの酸味を加えてケアします。発酵食品の塩麹とオリーブオイルは好相性、味だけではなく、腸の蠕動運動を促進させる効果が期待出来ます。免疫力は腸が7割作ります、良質なタンパク質の大豆と合わせるとバランスの良いサラダになります。
次号の特集は「カラダの巡りがよくなる 血管のお話」です。

2020.3.08

日本テレビ・お味噌汁・発酵食・免疫力

免疫力アップのお味噌汁

本日の日本テレビ「所さんの目がテン!」では、「免疫力」未知のウイルスにも負けない体を作ろう!編で、朝7時から放送です。免疫基礎知識も解説するなど、様々な角度から免疫力を上げる方法をご紹介する中で、私は免疫力UPお味噌汁や疲労回復効果のあるお味噌汁を監修、ご紹介します。
味噌は「日本の免疫力」と言っても過言ではありません。自分の体を守れるのは自分の免疫力だけです、腸の能力を日頃から高めておくには、やはり発酵食と食物繊維を日頃から摂取し、腸を健やかに保つ事が大切です。
一杯のお味噌汁には沢山の素晴らしい効果があります、煮込む具材の栄養価を丸っと手軽に吸収出来るところも嬉しいですね。

*疲労回復お味噌汁(2人分・小鍋に出汁300ccを温め、おろしにんにく半かけ分、下茹でした生黒きくらげ70g、豚バラこま肉70gを入れ味噌大さじ1を溶き入れる)黒きくらげのビタミンDと繊維、疲れが取れる豚肉のビタミンB1、これらを合わせると健康効果が高まるおみそ汁になります。元気がでるにんにくのアリシンはおろして加熱すると身体に有意義に摂取できます。

*血圧安定お味噌汁(2人分・じゃが芋とさつま芋は角切りにして、水に放しザルに上げる。
 鍋に300CCの出汁と1を入れ火が通ったら、角切りにた山芋を加え、味噌を溶いて碗に盛る。
塩分を排出するカリウムが豊富な芋類をたっぷり入れたお味噌汁、食物繊維、ビタミンCも摂取。

おみそ汁が色々な具材と合うのは細かい粒子のコロイド(アミノ酸・ペプチド・旨味成分)が強い風味の具材でも、包み混んで味をまとめてくれるからだそう。
温めた食材の栄養は煮汁に流出します、煮ると沢山の野菜が簡単に美味しく食べられるのも嬉しいですね。

朝の目覚めにいただくと交感神経もONになって1日をスムースにスタートできますよ。夜は疲れをとって体を温めるのでホッとします。昔からお味噌汁は1日の毒消しと言われるほど、温かいお味噌汁を毎日いただきましょう。
様々な味噌があります、ブレンドしたり、合わせる具材を工夫したお味噌汁をぜひお子さんとも作って下さい。
楽しみながら味わうと、体にも心にも免疫力が付きます

2020.2.01

3分クッキング 2月号・麹・美味しい発酵食おかず

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今月2月号の3分クッキングは「発酵食おかず特集」です。
お勧めの「豚のしょうが焼き」P9のタレはご飯が進む自慢の配合です、ぜひ作ってみて下さい。表紙の煮物は「牛肉と大根のしょうゆ麹照り煮」P13です。旨味が染みた旬の大根は、大きめに切った方がジュワッと煮汁が広がって美味しいと思うのです。塩麹は白い素材が殊の外よく合います、鶏肉や豚肉、白身魚以外にじゃが芋や豆腐などの野菜系、更に消化もよくします。醤油麹も塩麹も作り方はとても簡単です、気に入りの醤油や粗塩で自家製調味料を作り置いて日常的に楽しんで下さい。発酵食を日々取り入れると腸が健やかになり、免疫力も上がって自然治癒力を高めます。付録には、豆腐と厚揚げのおかずベスト50が掲載されています

2020.1.01

ラジオ・JーWAVE 「step one」/薬膳・漢方・食薬

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明けまして御目出度う御座います。本年も皆様にとって、健やかで幸多き年となるようお祈り申し上げます。
2020年・第1回目の1月のマンスリー講師としてお招き頂き、J-WAVE「STEP ONE」と言うヘルスケアが専門のコーナーでお話しさせて頂きます。内容は、身近な野菜や薬味で健康を整える薬膳の知恵。薬膳本来は大らかな思想から生まれたもので、東洋医学が元になっています。旬のものを食べる意味とは、食材の力をかりて体調を整え、自然治癒力を高める事。体調を崩した時に、適している食べ方を知るとあわてずに済みます。日本に昔から伝わる民間療法は日本風土にそって生まれた先人の尊い教え。これらを踏まえて体調をケアし、未病に役立つ知恵が薬膳・食薬です。
■オンエア日:2020年1月中の毎週火曜日・10時54分〜11時04分までの10分プログラム全4回です。本年もどうぞ宜しくお願い致します