1/24
素麺・煮麺・小豆島・旅先ごはん
![麺レシピ・素麺・小豆島・井澤由美子・かどや製油・食養生・養生ごはん・素麺・麺料理・簡単レシピ・美人](http://i2.wp.com/yumikoizawa138.jp/test/wp-content/uploads/2023/01/IMG_2958-e1674480842485.jpg?resize=188%2C188)
小豆島に来ました。大の素麺好きの私としては、工場見学も生素麺を食すのも楽しみです。素麺の原料は冷麦などと同じ小麦粉で、麺の太さで呼び名が変わります。1、3mm以下が素麺、1、3〜1、7mmまでが冷麦、それを超えるとうどんとなりますが、手作業の手延べ素麺は1、7mm未満なら素麺あるいは冷麦とどちらで呼んでもよいそうです。
手延べ素麺の製造工程に、油返しと呼ばれる作業があります。これは麺の表面に少量の油を振りながら細く細く伸ばしていく作業。麺同士のくっ付きを抑えるだけでなく、コシも風味も品質も保つ役割をします。小豆島には有名なごま油屋さん(かどや製油さん)がありますが、元々はこの素麺作りの為に生まれたもの。ごぼうや玉ねぎを薄切りにし、同じごま油でカラッと香ばしく揚げた揚げ野菜と、甘辛い鶏そぼろをたっぷりと添えた温麺は井澤家定番、トマトベースもよく合います。
クイックですが本格的なそうめんつゆの作り方です。小鍋に水2カップ、昆布1切れ、鰹節一掴みを入れる。沸騰直前で中弱火にし、醤油50cc、本みりん大さじ2半を入れコトコト10分ほど弱火で煮て、茹でた素麺にはります。寒い日の食べやすい煮麺(にゅうめん)は格別、おろし生姜とねぎををたっぷり添えて。小豆島には貴重な木桶醤油屋さんも数件あって、忙しいのです。