井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

四季のサイクルに合わせて食すことが、身体を健やかに導く手助けをしてくれます。
季節の食材とその由来や歴史、食にまつわるお話をご紹介します。

8/16

ブルーベリー

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ブルーベリーをただ冷凍しただけのアイスの実が好きです。ペクチンが多いので風味が損なわれることなく楽しめますよ、氷代わりにお酒に入れることも。
実の中まで紫色のブルーベリーはナスや赤シソなどより、アントシアニンが多い。ビタミンAも含まれるので視力低下の防止に有効です。ビタミンCや食物繊維も多いブルベリーはこの季節に起こりがちな不調もケアしてくれます。
ブルーベリーのアダルトな紫が映えるデザートや料理を考えるのは楽しい。ブルーべりーと出会いものの青ゆずのお酒を仕込みました、出来上がりが楽しみです。

8/15

盆団子・おだんご

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昔からお盆にはお団子を作ってお仏壇にお供えする風習がありますね。島根県の邑南町で「盆団子」をいただきました。お月見は白いお団子で、お盆にはきな粉をまぶしたお団子を作るそうです。ご相伴にあずかりました、しっかりしたもち米粉が印象的でとても美味しかった。
作り方を教わりました(ボウルに米粉150g、もち米粉150gを合わせ、熱湯を少しずつ加えて箸で混ぜながら耳たぶくらいの固さにし、お団子に丸める。たっぷりの湯を沸かしお団子を茹で、浮き上がってきたらザルで水気をきる。きな粉と砂糖を合わせ、粗塩少々を加えてお団子とからめる)
もち米は脂質が少なく、たんぱく質、ビタミン類、マグネシウム、亜鉛、食物繊維を含み、体の臓器を元気にします、暑さも手伝う8月の疲労回復にもよいものですね。

8/11

スーパーフード・西洋ほうずき・ゴールデンベリー・インカベリー

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少しココナッツの風味もする甘酸っぱい西洋ほうずき。干したものも美容やアンチエイジングによいと、ハリウッドなどで人気のゴールデンベリー(ドライフルーツ)は、近年日本でもスパーフードとして認知度が上がっています。ビタミンCが豊富でナチュラルな甘みで疲れがとれるので、おやつに持ち歩いています、血液もサラサラになるそう。昨年、北海道の農園にお邪魔したら、見たことのない色合いの薄い外皮に包まれた生ほうずきを発見!見た目もお味もとてもエレガントなのでした。

8/10

茗荷・みょうが

夏の薬味に欠かせない茗荷。発汗作用があるので血行を良くし、消化をよくする効能が期待できます。色も美しいので何かとお料理のアクセントになりますね、刻み方で香りや食感の表情が変わります。
冷奴、そうめん、刺身のツマなどに添えると清々しさが演出でき、お皿の中が大人っぽくしまるのでふいのお客様などにも大助かり。さっと茹でて熱い内に甘酢に漬けると鮮やかに発色し、日持ちもするのでピクルス的に保存します。これを刻んでご飯に混ぜれば即席のお寿司がすぐに作れます。茗荷のシャキシャキする歯触りと独特の香りで、夏の暑苦しさが退散します。

8/9

グレープフルーツ

グレープフルーツはビタミンCがたっぷり、シミ、ソバカス、動脈硬化や生活習慣病の予防、肝機能にも良い効能があります。何より食べると食欲が落ち着くのでダイエットに向いていますよ。寒さに弱いので国産ではあまり生産出来ないのが残念です。ボールに卵1個と卵黄を入れ、解きほぐしてきび砂糖100gを入れて泡立て器でよく混ぜる。小鍋にバター50g。グレープフルーツ1個分とレモン果汁大さじ1を絞って入れ、中弱火にかけて冷ます。卵液に加えとろみがつくまで弱火でゆっくり煮ると、コクと甘みの中にすっきりとしたカスタードが出来上がります。夏に美味しいグレープフルーツカードの作り方です、ひんやり冷たいプリンも美味しそうですね。

8/8

鰯(いわし)

いわしには血液をさらさらにし、動脈硬化を防ぎ、気力を高めるオメガ3系のEPA,DHAが豊富。身や骨が柔らかいので骨ごとただくような調理をするとカルシュウムも同時に摂取できます。
糖尿病の方にも有効なインスリンの材料成分が多く含まれており、お刺身や酢締め、梅煮などもお勧めです。中医学では消渇(しょうかつ)と書きますが、その名の通り喉の渇く症状がでます。痩せて、足腰が弱くなり、夜間のトイレの回数が増えて尿が濁り、甘いような臭いの感があります。腎臓の弱りもあるので、塩分、糖分を控え山芋や黒豆、黒ゴマ、海藻など黒いものをいただくように日々意識し、疲れすぎない適度な運動を心がけるとも大切です。じっくり寝かせた鰯のぬか漬けも美味しいものです、工夫していただきましょう。

8/7

クルミ・マカデミアナッツ・アーモンド・美肌・ダイエット

小腹が空いた時に食事の約30分くらい前に5〜10粒のナッツ類をよく噛んで食べると、食事後の血統値の上昇が緩やかになります。私はクルミ好きなので、いつも持ち歩いていますよ、中医学ではボケ防止にも有効とされ、栄養学的にもクルミに良質な脂に効能があることが判っています。ナッツの中でもGI値が低く、悪玉コレストロールを減少させるオメガ3脂肪酸をとても多く含みます。
マカダミアナッツは風味が美味しい、含まれるパルミトレイン酸は血管を強くし、肌や髪をキレイにします。アーモンはビタミンEが豊富、美女のアンチエイジング、ダイエットに最適なのは有名ですね。

8/6

蓮の実(はすのみ)・蓮子(れんし)・蓮肉(れんにく)

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キッチンにいらした方に、この瓶に入った丸いものはなんですか?と、よく問われます。レンコンの地上に咲いたハスの花の実ですとお答えします。はすの実は生でも食べられますが、日本ではだいたい乾燥したものが多い。薬膳ではイライラを抑えて精神を安定させ、安眠できる生薬とされています。ハスが国花のベトナムではお馴染みですよ、お茶やスープ、お菓子、甘納豆に入っています。台湾、中国ではちまきや月餅などに。私はよくお肉と合わせて煮こみ、じゃがいもやお豆の代わりにします。
インドから伝わったハスは仏教とのつながりも深く、お釈迦さまの台座にもなっていますね。子供の頃からなぜか好きだった蓮の花が美しく咲き誇る8月。その神秘的な美しい花をみるだけでも、心に静けさが満ちてきます。

8/5

8月5日発酵・醗酵の日(はっこうのひ)

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今日は発酵の日だそうです。日本は世界有数の発酵大国、お味噌汁一つとってもお味噌&鰹ぶしの発酵食ダブル使いですね。発酵食が身体に良いのは、腸が体の67、割の免疫力を作るからですが、その腸を健やかな状態にするからです。ひとくくりにされている腸は小腸と大腸に分かれ、とくに小腸にある回陽が大切な役割を果たしています。発酵食はとてもナチュラル、ぜひ自然発酵した本物の発酵食を幅広く食し、腸に貯菌して腸力を上げて下さい。第二の脳と言われる腸は、実は思考をもポジティブにします。今日は特に、身近にある発酵食を意識した食卓にしてみてはいかがでしょう。

8/4

発酵調味料・酢・ドライフルーツ昆布酢・レーズン昆布酢・あさイチ

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本日14時からたまプラーザテラスにてレーズン昆布酢イベントがあります、ぜひ遊びにいらしてください!
一昨日「NHKあさイチ」でもご紹介させていただきました、ドラフルーツ昆布酢。分かりやすく「レーズン昆布酢」として書籍でも販売となりました。許年の春頃から「きょうの料理」で企画撮影され、数回にわたってご紹介してきたものをまとめたもの。ドライフルーツのナチュラルな甘味が酢にうつり、昆布のカルシウムが酢に溶け出し醋酸カルシウムになって体に摂取されやすくなります。疲れた時や夏バテ気味にも効く酢、クエン酸で元気を回復します。内脂肪を減少させる、消化を促進させるなど効能がたくさん。料理にドリンクにと、使いやすい手作り調味料です。頭をスッキリさせ、心和み、カラダをもうるお酢、夏に特にお勧めの発酵調味料です。