2024.11.05

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ファンケルさんのカラダの中からキレイを作る「旬食材の健やかレシピ」。今回はカラダと心の「乾燥防止」に役立つレシピのご紹介。

薬膳での秋から冬に向けてのカラダや体内の乾燥に良い素材は白い食材。秋に起こりやすい物悲しさや喪失感も軽減させる手伝いをするとされています。店先を見回すと白い食材とは、蓮根、梨、蕪、大根など昔から咳や痰切り、喉に良いとされてきた野菜や果物達。落花生や旬の銀杏などのナッツ類も潤す作用があり、豊富な食物繊維で便通も促します。

朝夕めっきり寒くなって冬が近づいているので、今月の食材には「養生三宝」の一つである大根を。大根はカリウムやビタミン類が豊富。調理法によっては食べ応えも出るし、様々な表情に変わるのでその特性を活かして料理をすると楽しい。葉の生えている頭の方はシャキシャキとしているのでサラダに、真ん中は柔らかく甘みがあるので煮物に。下の方は、分解酵素のジアスターゼが胃腸をスッキリさせるので、脂の乗った秋刀魚や鰤、鮭などにたっぷり添えて胃もたれ防止に。ついでにコゲの発癌性部質を解毒するイソチオシアネートも含んでいます。その他、大根おろしはモチモチとして香ばしい大根餅や、ふわりと優しいみぞれ煮などにも変身。

大根や大根派はビタミンCが豊富なので、魚や肉のコラーゲンを持つ食材と一緒に食べると美肌を生成しますよ。皮付きの糠で漬ける沢庵や、麹たっぷりのべったら漬けも冬ならではの美味しさで、腸活や美肌を作る保存食でもありますね。