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パッションフルーツ・リリコイ・果物時計草・美肌
果物時計草はパッションフルーツの別名。コケティッシュな花が時計草に似ているからだそうで、ハワイではリリコイと呼ばれる定番のフルーツ。台湾では百香果(パイシャンコウ)百の香りの果物といい、素敵な意味の名がついています。爽やかで甘酸っぱく、奥底に魅惑的な香りがひそんでいて、化粧品やアロマテラピーなどにも用いられています。切った時のビジュアルもとてもフォトジェニックです。
農家さんがパッションフルーツの話をしながら、両手で挟むように圧をかけてパンッと器用に割って中を見せてくれました。中身が飛び散らないか少し不安になりますが、私も真似してみたら割と上手くいきました。内側の皮を寄せて引っ張りだすと中身を上手に出すことも出来ます。
パッションフルーツには、肝機能を高める効能の他、美白効果や新陳代謝を活発にする働きが期待できます。ピークは6月〜8月頃、果肉はすっぱいイメージがありますが、皮にしわが寄ってしっかり完熟したものは酸味が抑えられて食べやすい。逆に表面にシワの寄らない若いものは酸味が少し立つように感じ、ソースやドレッシングにするのがお勧めです。生クリームとの相性もよく、他のフルーツでは作れない魅惑的な味わいが生まれます。
写真は与論島のパッションフルーツ農園にて。まだ青く、実垂れ下がる感じがカーテンみたいで可愛い。撮影で、沢山のフルーツティーを作っていますが、リリコイを加えると他の果物より衝撃的に美味しくなりますよ。