井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

四季のサイクルに合わせて食すことが、身体を健やかに導く手助けをしてくれます。
季節の食材とその由来や歴史、食にまつわるお話をご紹介します。

10/23

蜜柑(みかん)・美容食・乾燥・美肌・保水力・人参ドレッシング

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乾燥するこの季節。外からの潤いも大切ですが、やはり体内から潤さなければハリやツヤは生まれませんね。毛穴が目立って気になる方にもおすすめのサラダのご紹介です。何より大事な保水力を上げるには、ビタミンC、コラーゲン、カロチンの組み合わせ。プラス肺機能と胃腸の働きを良くすることが大切です。食べやすく切った鶏もも肉とキャベツを鍋かフライパンに入れ塩、こしょうをふり、オリーブオイルを回しかけて中弱火で蒸し煮にし、温かく柔らかいサラダにする。おろしたてのにんじん大さじ2、オリーブオイル大さじ1半、しぼりたてのみかん果汁1個分、粗塩、こしょうを混ぜだドレッシングなどをかけていただきます、簡単なようで最上の組み合わせですよ、キャベツは便通も良くします。白木耳(銀耳)を茹でたものなどを加えるとさらに効果はアップします、漢方では「貴婦人の美容食」とされているくらいです。私は庭のみかんやすだちの採りたてをギュッと絞るのですが、ビタミンCはストレスも飛ばしますよ、イライラが多い肝鬱気滞の方などにも、爽やかな香りは心身によいのでお勧めです。

10/17

白菜(はくさい)・ホワイトシチュー・味噌・菌運ごはん

温かくヘルシーで、食べ応えのあるシチューはいかがでしょう。まず3、4枚分の白菜の芯と緑の葉の部分を切り分けざく切りに、にんにく1かけ分はスライス、鶏もも肉1枚分を食べやすく切る。フライパンにオリーブオイルかごま油大さじ1を熱し、にんにくと鶏肉を入れ色が変わったら白菜の白い部分だけを加えてしんなりするまで炒め塩、胡椒する。豆乳2カップと白みそ(みそ)大さじ1〜2を入れて煮立て、残りの白菜を加え中弱火で3〜5分ほど煮込む。白菜の芯は炒めると、とろりとして甘みが増すのですが、この一手間でグンとコクがでて美味しくなります。最後に大さじ1の葛を少々の水で溶いて加えとろみをつける。鶏肉の代わりに牡蠣を加えると精神を安定させる効果が高まり、更年期障害のイライラや落ち込みを改善します。その他白菜は胃腸を整え、お酒の解毒効果があるので二日酔いやむくみに有効、朝のお味噌汁などにもいいですね。ビタミンCや繊維も多く便通も良くしますよ、発酵食品の味噌と同じ大豆の豆乳を合わせると、特に女性の健康維持にかかせないイソフラボン(味噌にも豆乳にも多く含まれている)のダブル効果で、骨量もふやす菌運ごはんになります。

 

10/13

フレンチローズ・にんにく・黒にんにく・菌運ごはん

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薬味は薬という字を書きますが、にんにく、生姜、ねぎ、しそなどはだいたい香りが強い。ハーブやスパイスもそうですが、薬効が非常に高いのです。掘り立てのにんにくを、薄くスライスして醤油をまとわせたにんにくのお刺身はとても美味しいですよ、匂いや味はそのままですが、1、2日以内なら辛味も立ちません旬の楽しみです。にんにくはとても抗酸化作用が強く、ガン細胞を抑制する効果なども高い素晴らしい野菜。ですがその成分が強い分、食べ過ぎると胃を傷つけたりお腹をこわしたりすることがあります。加熱すると多少の効力は落ちますが、なくなる訳ではありませんし、甘みも増しますので加熱した方が美味しくいただけます。にんにくの糖度は意外に高く、発酵させた黒にんにくは凝縮され、匂いも抜けて煮詰めたプルーンのよう。私が普段使用しているにんにくは石狩の畑(プリムール北海道)さんで作られる「フレンチローズ」。加熱するとより美味しさを発揮し。旨味の強さを感じます(菌や発酵食品と合わせるとさらに元気UP)。皮をむいた時の美しいローズ色にもテンションが上がります!畑は自然栽培無農薬、お手伝いに行って土から元気をもらい、摘み食いも楽しむ。人気のプリムトマトについてはフェイスブック「NEW井澤由美子食薬ごはん」にのせています。

 

 

 

 

10/12

ヨーグルト・菌・発酵食品・菌運ごはん

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ヨーグルトの歴史はとても古く、なんと約7千年ほど前から食されいたようです。古代から体に良いと判っていたのですね。腸内の善玉菌を助け、体に有害な悪玉菌を殺す作用があるなど腸内環境を整えるヨーグルト。動物性の乳酸菌は胃酸によって死滅してしまうことも多いのですが、死んでしまっても効果がなくなるわけではなく、整腸作用を助けて腸の動きをサポートします。ヨーグルトは牛乳に含まれているタンパク質やカルシュウムなどを、発酵の力にによって体に吸収しやすい状態にしています。最近では用途に合わせてお腹に届く、いろいろな菌のヨーグルトが開発されていますね。どちらにしてもヨーグルトは食後にいただきましょう、胃酸によって死滅することが少なくなるので効果を発揮しやすいからです。いろいろ試してみて(1、2週間)、体が心地よく感じられたら、運命のヨーグルトに出会えたのかもしれません。私は無糖ヨーグルトにクコの実を2日間ほど入れて食します、クコの実が干される前の状態に戻って柔らかく消化もよくなります。それから白味噌と合わせてふんわりディップにすると和とも洋とも言えない感じ、美味しく楽しい。

10/7

納豆(なっとう)・菌運ごはん

寒くなりましたね。納豆に含まれる酵素が血行を促進し、冷えも改善してくれる優れた発酵食品。カロチンが多い野菜やリコピンが多いトマト、とろみのあるめかぶや山芋などと合わせていただくと、お肌への潤い効果がさらに期待できます。私は粗塩と酢を加えてサラダのようにいただきますが、じゃこやしらすなどを加えるとカルシュウムが体に吸収されやすくなります。先日個人タクシーさんにのったら、だいぶ高齢の元気なおばぁちゃま、楽しくなって色々お話していたら物凄く肌がキレイ。何を食されていますか?の質問の答えは、納豆が大好きで毎日6パックくらい頂くそう、きっと体に合うのですね。自分の体が喜ぶ菌や発酵食を見つけられたら美肌への早道です。納豆は夜食し、お腹に菌を止めるとさらなる効果が期待できます。

10/1

菌運ごはん・菌・発酵食・味噌・麹・ヨーグルト・きのこ

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菌・発酵食には、美味しさと体が喜ぶ仕組みがきちんとあります。複雑な甘みや旨み、香りの元は何処からくるのでしょう?例えば甘酒のナチュラルな甘みは、微生物が10種類ほどの甘み成分をつくり奥深くなります。美味しさだけではなく、保存性を高めたり、栄養価の相乗効果も上げ、味が決まりやすいのでお料理がグッと楽になります。「菌・発酵食」は約6割の免疫力を作る腸の細胞を活性化し、キレイにしてアレルギー症状などを抑え、思考さえもポジティブに。そうすると元気になって色々な事がハッピーにきっとつながるという思いから菌運(きんうん)ごはんを作りました。講談社さんより本日発売です、どうか皆様のお役に少しでもたてますように。

9/25

味噌(みそ)・味噌だし

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味噌は大豆、麦、米などを蒸して、麹や塩を混ぜて発酵させたなくてはならない日本古来の伝統調味料。味噌だけで沢山の栄養価や効能、効果があります。厚切りの鰹節で出汁をとり、好みの味噌を溶いて椀に注ぐ。香りも、のど越しも邪魔するものは何もない。ただみそ椀を楽しむ、そういう時もあって良いと思う。温かいものをいただくだけで、脾や胃や脳が緩やかに動きだすのを感じます。慈悲深さをゆっくり堪能する一時は、心も穏やかになっていくようです。

 

9/23

セルフィーュの根・セルフイーユ・チュペロー

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例えようのない風味の野菜でした。じゃが芋、里芋、栗、ヤーコン、ユリ根の食感とウイキョウの香りを足して割った感じ。少しねっとりとした食感で香りが高く甘みも強い、美味しいとは聞いていましたが、ここまでのエレガントさを持って美味とは感動的。ミニパーティーで出した食通の友人たちも皆んな初めて、賞賛の嵐。マッシュしたり、ソースで伸ばしても良いと思いますが、ローストや蒸し立てを熱い内にシンプルにいただくのが私のお勧め。元はフランス野菜、北海道自然農法・石狩のプリムール北海道さんの畑から〜

9/21

キムチ・豚バラキムチ

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キムチは朝鮮半島の漬物、発酵食品です。香味野菜を混ぜた(ヤンニョム)と漬けて発酵させるので、腸が喜ぶ乳酸菌がたっぷり。休日に簡単で美味しい豚バラキムチなどいかがですか?ポイントはいつもの作り方に、肉に小麦粉を薄くはたく、ごま油で炒める、焼肉のタレ、3倍濃縮めんつゆ、コチュジャンなど甘辛い調味料を少し加えて味に奥行きをだすこと。春雨を加えるのもお勧め、濃厚で辛みとトロミのある豚バラキムは、ご飯もビールも進むバランスの良いスタミナおかずです。

 

9/20

餅玄米(もちげんまい)

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もち玄米は精白していないものより、外皮がついたままなのでマグネシュウムやビタミンB1が豊富。食感はプチプチモチモチとしており、食べやすいので玄米が苦手な方にもお勧めです。秋のきのこと豚肉の組み合わせで、少し濃いめのおこわを炊いても美味だし、香ばしい玄米餅にするのもお勧め。餅を薄切りにして炙り、からすみと挟むともう最高!