12/22
黒豆・黒豆茶・食養生
お正月の黒豆蜜煮は欠かせませんが、普段から黒豆を口にしています。黒豆を水に3時間ほど浸して水気をきり、皮が弾けるまで10分ほど気長に弱火で炒ります。そのまま口に入れると香ばしくて美味しいですよ。炒った黒豆を酢につけて酢大豆にしてもよし、水から4、5分煮出してお茶にしても。黒豆のアントシアニンは水に溶けやすく、熱に強いのです。そしてほんのりした甘味、炒った香ばしさにホッと安らぎます。お茶にした後は、柔らかいので料理に展開でき、サラダやスープ、カレーなど煮込み料理にも。
アントシアニンが豊富な黒豆の抗酸化作用は、様々な健康効果を生み出し、老化防止に良いと言われいます。黒豆は白髪防止にも良いようですよ、白髪ができやすい人は、しょっぱいものが好きな傾向にあるそうで、塩気の強いご飯のお供やおやつなども要因の一つとされています。薬膳では、白髪や足腰の弱りは腎機能の低下からおこるものでもあり、ケアとして黒いものを食べるとよいとされています。
黒ごま、黒豆、海藻など日々意識して黒い食材を摂取すると、良い効果が期待できます。