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鰤・ぶり・嫁ぶり
脂がのった寒ぶりは、こたえられない美味しさです。ぶりは出世魚で、関東では成長順にわかし・いなだ・わらさ・ぶりと呼ばれ、30㎝くらいのいなだまでは私も釣った事があります。ちなみに関西では、つばす・はまち・めじろ・ぶりと呼び名が変わります。さばいてから少し寝かせても美味しいので、お刺身でも2、3日は楽しめます。先日、氷見から届いた10キロのぶりと格闘しました。お刺身やしゃぶしゃぶで、カマの部分は塩をキツめにふって炭火でパリッと焼き、大根おろしと柚子果汁でいただきました。血合い部分は、醤油とみりん、柚子スライス2、3枚を合わせたタレに漬けました。
ぶりは血液をサラサラにするはDHAが豊富。脳細胞内にDHAが増えると記憶力の向上やアルツハイマー予防になると言われています。
熊本には「嫁ぶり」なる文化があります、結婚して迎える初めてのお正月に、婿方からお嫁さんの実家にぶりを送る風習があるのです。「大切なお嬢様を頂いて有難うございました」と言うご挨拶なのだそうです。なんともステキですね。