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シナモン・生薬・スパイス・冷え
今日は東京でも雪予報、体を温めてお過ごし下さい。もしもキッチンにシナモンスティックやパウダーが眠っていたら、お茶やお料理に加えてみましょう。
シナモンはスリランカ、インド南部が原産地。日本でも国産のシナモンが温かい地方で栽培され、春に収穫されます。
シナモンに似ている薬膳の肉桂(桂枝)は根っこ部分、樹木のシナモンとは種類が違うのですが、薬効は似ています。冷えをとり五臓を活性化させるとされており、関節痛などの痛みや、血のめぐりの改善に欠かせない生薬(スパイス)です。活血するので目の下にクマができやすい、生理痛が気になる方にもお勧めです。
シナモンは、体を温める作用は生姜以上とされ、指先などの毛細血管まで温めるそう。体温が上ると免疫力も高まります。身体はなるだけ冷やさないように日頃から気をつけ、特に首、手首、足首、腰などに気を配ります。
香りが良いので、リラックスしたい時のお茶にも。シナモンと、胃腸に良い丁子(クローブ)、紅茶などの発酵茶適宜とブレンドティーに。
シナモンはアップルパイなどのお菓子に欠かせませんが、赤味噌とも好相性、味醂と伸ばしてポークソテーなどのソースにしても美味しいですよ。