9/3
まぐろ・醤油麹・発酵食
まぐろは血を増やし体力を向上させ、カラダを元気にさせる魚です。カラダを温める刻みねぎや生姜をたっぷり添えると相乗効果があります。
手作りの醤油麹をハンドブレンダーでペースト状にし、マグロを2時間ほどつけます。それを炊きたてのご飯といただくのもオツ。最後はお茶漬けにします。
ちなみに、ねぎとろは「ねぎ取る」が語源で、骨の周りに付いた身をスプーンでこそげる意味合いだったそう。ねぎが入っていたわけではなかったのですが、ねぎを入れると美味しいですね。
四季のサイクルに合わせて食すことが、身体を健やかに導く手助けをしてくれます。
季節の食材とその由来や歴史、食にまつわるお話をご紹介します。
9/3
まぐろは血を増やし体力を向上させ、カラダを元気にさせる魚です。カラダを温める刻みねぎや生姜をたっぷり添えると相乗効果があります。
手作りの醤油麹をハンドブレンダーでペースト状にし、マグロを2時間ほどつけます。それを炊きたてのご飯といただくのもオツ。最後はお茶漬けにします。
ちなみに、ねぎとろは「ねぎ取る」が語源で、骨の周りに付いた身をスプーンでこそげる意味合いだったそう。ねぎが入っていたわけではなかったのですが、ねぎを入れると美味しいですね。
9/1
まだまだ暑いですが、朝夕は秋めいてきましたね、季節の変わり目です。油断して風邪などをひき、体調を崩したくはないですね。元気と言う言葉は「元」の「気」と書く、元(もと)の気がしっかりしていれば多少の事はクリアできます。気の巡りがいい、よく気が付く、気分がいい、気落ちする、病は気からなど総て「気」から来ています。私に「気合」を入れさせてくれるのは、黒にんにく。トロリと柔らかく甘い黒にんにくを口に入れるだけで、衛気が満ちて元気になります。黒にんにくは熟成発酵し、フルーツのような甘さがあり、匂いがたいして気にならないのもいい。発酵させることで普通のにんにくにはない、Sーアリルシステインというポリフェノールの一種が、生成され、にんにくの何倍も高い抗酸化パワーが期待できます。
老化防止、がん予防、生活習慣病予防の他、体温を上げて血行不良を改善します。エイジングケアにも高い効能を発揮します。疲れ気味、風邪かな?と思ったら先手を打っていただきましょう。
8/24
レタスは通年売られていますが、夏が旬。ちしゃは和名で、切り口から白い乳がでるので乳草と呼ばれていました。体の余分な熱を冷まし、古代ギリシャでは安眠効果をもたらすとされたレタス。メラトニンという睡眠ホルモンと同じような働きをする成分がレタスに含まれていることが確認されています。
乳性炎を緩和したり、母乳の出を良くするなどの効果もあるそう。食感を残す程度にレタスは火を入れたスープや炒め物、蒸し物にしても美味しいです。標高の高い朝霧の中で育まれたレタスを、暗いうちから畑に出る農家さんに感謝しながら、思う存分楽しんでいます。葉が薄くて甘く、みずみずしい朝採りレタスをバリバリと!
8/21
まるで砂糖をまぶしたような糖度の高いトマトを口にすると、ビックリすることはありませんか? ギネスブックにのっているトマトは糖度が12〜18度もあるとか。通常のトマトが約7〜8度なので、果物のような甘さに驚きますね。トマトのリコピンには高い抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化を予防し、美肌作りにも有効です。夏野菜の代表格で、身体の熱をとり、喉の渇きもいやしますよ。
トマトはビタミンCも豊富です。サーモンや鶏手羽、牛スジなどのコラーゲンと一緒に摂取すると肌の生成が促されます。
雄大な畑で真っ赤で味の濃いトマトを見るだけで元気になります。特にミニトマトは育てやすく、うちのベランダ菜園でも元気に育っています。いろんな野菜を収穫し、紐で吊るしてリースにするのも素敵です。キッチンが一気に華やぎます
8/16
旬のフルーツをただ冷凍するだけの自家製冷凍フルーツがお気に入りです。
今が一番美味しいブルーベリーはペクチンが多いので風味が損なわれることなく楽しめますよ。氷代わりにしてお酒に入れることも。
実の中まで紫色のブルーベリーはナスや赤シソなどより、アントシアニンが多く、ビタミンAも含まれるので視力低下の予防に有効です。夏場は汗と共にビタミンCやミネラルが失われ、疲れやすくなります。ビタミンCや鉄分が豊富なブルーベリーで補給し、疲労回復に努めましょう。
ブルーベリーのアダルトな紫が映えるデザートや料理を考えるのは楽しい。ブルーべリーと庭の青ゆずのお酒を仕込みました、出来上がりが楽しみです。
8/9
グレープフルーツはビタミンCがたっぷり。シミ、ソバカス、動脈硬化や生活習慣病の予防、肝機能にも良い効能があります。何より食べると食欲が落ち着くのでダイエットに向いていますよ。寒さに弱いので国産は少ないのが残念です。今日は夏に美味しいグレープフルーツカード(カードはカスタードクリームのこと)作り方をご紹介します。
ボウルに卵1個と卵黄を入れ解きほぐし、きび砂糖100gを入れて泡立て器でよく混ぜる。小鍋にバター50g。グレープフルーツ果汁1個分とレモン果汁大さじ1を入れ、中弱火にかけてバターが溶けたら火からおろして冷ます。それを卵液に加え、とろみがつくまで弱火でゆっくり煮ると、コクと甘みの中にすっきりとしたカスタードが出来上がります
8/8
いわしには血液をさらさらにし、動脈硬化を防ぎ、気力を高めるオメガ3系のEPA,DHAが豊富。身や骨が柔らかいので、骨ごといただくような調理をするとカルシウムも同時に摂取できます。
また、インスリンの合成にも関わっているので、糖尿病の方にもお勧めの食材です。
新鮮ないわしならお刺身や酢締め、梅煮などにすると美味しいですよ。
中医学では糖尿病は消渇(しょうかつ)といい、その名の通り喉の渇く症状が多く見られます。痩せて足腰が弱くなり、夜間のトイレの回数が増えたり、尿が濁ったりという症状も。腎臓が弱っているので、塩分、糖分を控え、山芋や黒豆、黒ごま、海藻など黒いものをいただくように日々意識し、疲れすぎない程度に適度な運動を心がけるとも大切です。
8/5
今日は発酵の日だそうです。日本は世界有数の発酵食大国、おみそ汁一つとってもおみそ&鰹節の発酵食ダブル使いですね。発酵食が身体に良いのは、腸には免疫細胞の67、割が集中種ています。発酵食が体に良いとされるのは、その腸を健やかな状態にするからです。
発酵食はとてもナチュラル。ぜひ自然発酵した本物の発酵食を幅広く食し、腸に貯菌して腸力を上げて下さい。第二の脳と言われる腸は、実は思考をもポジティブにします。今日は特に、身近にある発酵食を意識した食卓にしてみてはいかがでしょう。
8/4
本日14時からたまプラーザテラスにてレーズン昆布酢イベントがあります、ぜひ遊びにいらしてください!
一昨日NHK「あさイチ」でもご紹介させていただきました、ドライフルーツ昆布酢。書籍『レーズン昆布酢』として書籍でも販売となりました。昨年の春頃から、雑誌「きょうの料理」で撮影し、数回にわたってご紹介してきたものをまとめた一冊です。
ドライフルーツのナチュラルな甘味が酢に移り、昆布のカルシウムが酢に溶け出し、酢酸カルシウムになって体に摂取されやすくなります。疲れた時や夏バテ気味の時は、酢のクエン酸で元気を回復します。内臓脂肪を減少させる、消化を促進させるなど効能がたくさん。料理にドリンクにと、使いやすい手作り調味料です。頭をスッキリさせ、心和ませ、カラダをもうるおす、夏に特にお勧めの発酵調味料です。
8/3
独特のネバネバ食感が楽しいオクラは、切った断面が星形なのも可愛い。ベランダ菜園でもスクスク育ちますが、きゅうりと同じようにベストな時期を見逃して大きくなってしまったものは硬くなるのでご注意を。オクラはビタミンと繊維が豊富、細胞の老化を抑え、胃粘膜を保護します。
オクラと納豆、昆布酢と混ぜた酢のものは疲労回復効果が高く、便通作用も抜群ですよ。お夕飯にいただくと特によいですね。ガクは切り落とすより、角の部分を丁寧にむくほうがお勧め。ネットの上から塩をかけてもんでうぶ毛を取り(ネットのおかげで産毛が取りやすい)、1分弱茹でてそのまま冷ます。滋養強壮にも良いとされるオクラ。グリルで焼いた焼きオクラ、素揚げオクラも食感がかわって美味しいので是非お試しください。