3/10
新玉ねぎ・食薬ごはん・春の食養生
国産のみずみずしく真っ白な新玉ねぎを食べれるのは3月〜4月、今が旬です。辛味が少なく甘みがあって美味しいですね。薄くスライスして、おかかやおろし生姜で頂くなど、ぜひ生食を楽しんで下さい。その際には、上質なオイルをひとたらしする事も忘れずに。
水にさらさず、加熱を避けると、ビタミン、カリウム、硫化アリル、ケルセチンなど新玉ねぎが持つ栄養素を損失無く吸収できます。辛味が気になる方は、薄くスライスしたら広げて1時間ほど常温に置くといいですね。 新玉ねぎをいただくと胃腸がすっきりとし、善玉菌を増やすので腸活にもなります。花粉症の方やアレルギーが気になる方にもお勧めです。
加熱をすると全ての栄養がなくなる訳ではありません。煮汁に溶け出た栄養や美味しさを余すことなくいただけば良いですね。水分が多く柔らかいので、スープやシチュー、ソースが直ぐにできます。その甘さやとろりと煮えた柔らかさをたっぷり堪能出来るのも、新玉ねぎならではの楽しみ方です。