井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

column

2017.3.01

発酵フルーツシロップ・酵素シロップ

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撮影などでフルーツが余ると直ぐにシロップを作ります。キッチンは明るくなるし、香りも良いので気の巡りがよくなってストレスも緩和する。キンカン&シナモン、レモン&ジンジャー、ストロベリー&ローズマリーなど旬の果物をメドレーで漬けこみ、気分で生薬やスパイスなどを加えて調合します。私の作り方は、果物の量より少し多めの氷砂糖を入れ、麹を少々加えて寝かせます。
瓶と眼があったら、果物にシロップが回る様に瓶ごとふって馴染ませ、よく馴染んだら出来上がりです。涼しい場所がない場合、漉して冷蔵庫で保存します。

2016.2.10

乳酸キャベツ健康レシピ・発酵キャベツ・発酵食・免疫力

乳酸キャベツ・発酵キャベツ・発酵食・発酵食品

マガジンハウスさんより「乳酸キャベツ健康レシピ」が発売になりました。ザワークラウトやシュークルートと同じキャベツの発酵保存食です。毎月旬の発酵食を作って楽しんでいますが、井澤家の呼び名の「乳酸キャベツ」は大学生の娘が大好きな一つで、自分で手作りするほど。こんなことは初めてでしたので、若い人にも作っていただきたくて書籍させていただきました。
食べると穏やかな酸味がスッと体に心地よさを与えるのと、お腹の調子も良くなるので自然に手が伸びるのでしょう。井澤家の作り方はシンプルに粗塩ときび砂糖だけがベースです。好みのスパイスを加えてください、私は山椒の実の塩漬けを入れるのが好きで、和食にも合います。
そのまま食べても、お味噌汁やスープに加えても発酵の旨味が加わって美味しく感じます。マヨネーズやマスタードと和えればサンドイッチにピッタリなコールスローに。揚げ物に添えたり、巻き込んで作ると、胃腸の負担が軽減します。ローマの貴族たちは、宴の前にキャベツのスープを飲んでいたとか。含まれるキャベジンは胃腸薬の名前にもなっていますね。
乳酸キャベツにはキムチや玄米にも含まれるギャバが豊富、リラックス効果があります。腸は第二の脳と言われ、体の免疫力の6、7割りを作るのも腸。機嫌をとっておいたほうが明快ですね。フローラを咲かせて美肌も目指します