2020.7.15

駅弁・お弁当・旅先・駅弁の日

唐草模様の包みをほどき、竹スダレの木箱のお弁当箱を開けてみると、思わず笑みがこぼれるほどの温もり感。
お献立もちゃんと付いていて、お嫁さんや孫の為におばあちゃんがお弁当を作って持たせてくれたストーリーまで書いてありました、お弁当の名前は「湖北のおはなし」。
中身はこんな風です。鴨を粒胡椒でローストしたもの、胡麻をまぶしたかしわの鍬焼き、永源寺の修行僧には欠かせないと言うこんにゃくは田舎煮で柔らかい、大豆と川エビの煮もの、卵焼き、ネギと揚げのぬた、十五夜の小芋、梅干しに山牛蒡と赤蕪の漬けもの、もっちりした山菜ごはんの下には本物の桜葉が敷いてあり、ほんのりと香ります。サイコロの箱に入ったお口直しの飴まで優しい。
東京から福井出張の折、乗り換えの米原駅のホーム真ん中で井筒屋さんの売店を見つけました。聞けば100年を超える老舗だそう。滋賀県と旧近江国北東部の湖北地方名産品を詰めた温もりのあるお弁当、雪景色の頃でしたが車窓とリンクしてなんとも風情があり、良い旅になりました。次は「琵琶湖の鮎氷魚と一夜干し」を楽しみたい、明日は駅弁の日です