2020.2.22

クロワッサン

クロワッサンはフランス語で三日月の意味で、その形が名前の由来です。本場フランスでは三日月と菱形の2種類があり、パン屋さんで売ってうるバターで作られたのと、スーパーなどで販売されるマーガリンで作られたものがあります。
私が好きなクロワッサンは外側はさっくりと焼けているけれど、中はふんわりときめ細かくしっとり感がある生地。手で引っ張るとスルスルとほどけるようで、濃厚なバターの香りがフワっと立つもの。ハラハラと落ちる外側の香ばしい部分をなるべく落とさないようにそっと食べます。バターをふんだんに使って贅沢に作られたクロワッサンとたっぷりのカフェオレやミルクティーと合わせると幸福感もいっぱいです。
クロワッサン作り欠かせないバターは、ヨーロッパと日本では製法が違います。ヨーロッパのバターはクリームを乳酸菌によって発酵させたコクのある発酵バターで、日本のバターは発酵させずに作るのが主流です。日本でも発酵バターは手に入りますが、お値段は少々高めです。美味しいパンがある時や特別なお菓子を作る時は発酵バターに手が伸びます。