2020.10.11

お米・新米・こめ

毎年美味しいお米を作る色々な農家さんに出会って、感銘を受けています。毎年田んぼにお邪魔し、6月の早苗を植えつけるところからお手伝いし、風になびく黄金色の稲穂を刈り、数週間干し、玄米になるまでの手間暇。精米したてを口に運べる喜びはひとしおです。
美味しいご飯があると、おかずは昆布の佃煮、ぬか漬け、梅干し、それにお味噌汁など、シンプルなもので充分。その方がお米の甘さや香り、美味しさを堪能出来ます。炊きたてご飯の塩おむすびも最高ですね。この季節はお米のお楽しみも沢山あって、栗ご飯、さつま芋ごはん、秋刀魚ご飯、いくらご飯など、秋の風味をとじ込めた数々は、目にも楽しく豊か。もち米で炊く銀杏おこわもいいですね。
お米はにっぽんの底力。毎日の食生活の積み上げが、心身ともに本当の健康をつくると思います。難しいことではありませんね。日本の四季を受け入れ、巡る旬の恵みに感謝し、慈しみ楽しみながらいただきます。