2018.6.29

梅・梅仕事・梅干し・うめ・民間療法

お天気がいいですね、日中は暑くなりそうです。晴れが続く予報だから今日は梅干し日和。天日干し作業にいつでも入れるように、ここ二十日ほど寝かせてある梅があります。毎年、赤しそを入れた赤梅バージョンと白梅バージョンを20日を用意。
ザルいっぱいに広げて天日干しにする作業が楽しいのです。日に数回返して皮をつまんで干し加減をみながら天候や梅の大きさによって2〜5日間干します。天日干しが終わったら、梅酢の瓶に戻して漬けます。ふっくらとして香り良く仕上がった梅干しは、料理にも大活躍します。
具は入れず、梅干しだけを加えたシンプルな茶碗蒸しは温かくても冷やしても美味しい。卵液に塩気が広がって、梅干しのクエン酸がゆっくりと疲れをほぐしてくれます。病中病後にもおすすめですね。
日本のおかゆに梅干しが添えられているのは、味付けだけが目的ではありません。梅干しを食べると唾液の分泌が良くなり、消化を促進するからです。便秘や下痢などにもよく、昔ながらの梅干しは薬としても重宝されてきたのです