2020.9.15

ナツメ・棗・大棗・漢方・薬膳・生薬

ナツメは9月〜10月頃に実る小粒の実で、色つく前は青りんごのようなかたさと風味がし、赤く完熟すればしっとり甘くなります。
中国ではナツメを日常的に食べいるそうで、1日3個のなつめを食べれば元気でいられると言われることから、秋に実る庭のナツメをポプュラーに楽しむそうです。
ナツメは昔から珍重される五果の一つ(季・杏・栗・桃・棗)で、効能が高いので葛根湯にも入っています。乾燥させたものは、大棗(たいそう)と呼ばれ、中医学では頻繁に使われる生薬です。
気を補い、血流を増やし、精神を安定させる効能があると言われています。
ナツメ茶を作る時にはそのまま加えるより、半分にちぎって煮出しましょう。クコと合わせると効果も高まりふんわり甘い、紅茶と合わせても美味です。その他には、スープ(参鶏湯にも入っていますね)や煮物、ナツメ酒、ジャムなど多用で、薄切りにしてカラカラに干したものも私は作ります。
毎年里山に出向き、ちょうどよい熟し加減のナツメを見極めて手摘みし、蒸して乾燥させ保存するまでの工程を楽しんでいましたが、今年はいつもご一緒してくださる農家さんに送って頂きました。