2020.5.04

薬膳・食養生・緑茶・新茶・お茶・カテキン・清熱。グリーンティー

八十八夜のお茶のお話
雑節の一つで、立春から数えて88日目にあたる日が八十八夜で、今年は5月1日でした。明日の5日から立夏になります。昔から季節の変わりめの目安として、八十八夜は夏への準備を知らせる縁起のよい日とされてきました。朝、手摘みされた新茶は上質で不老長寿の縁起物ともされています。実際にこの季節の新茶は清々しく、旨み成分をたっぷり含み、渋みや苦みも少ないのが特徴。緑茶は虫歯予防、口臭予防効果もあるので、食事時にいただくのは理にかなっています。ビタミンCも豊富で、身体の余分な熱をとって頭をスッキリさせる効果も。
毎年、夏も近づく八十八夜〜(茶摘みの歌)。と頭の中で口ずさみながら、まずは新茶を楽しみます。少し汗ばむこの時期には、茶葉の上に大きめの氷をいくつかのせて自然に溶けるのをまって、極上の氷茶を愉しみます。一晩冷蔵庫に入れておくのも手。この方法だと味の違いがよく分かり、カフェインも少なく胃にも優しいのです