2019.10.01

蕪は七草で言う「すずな」です。江戸時代には葉の方を主流に食べられていた野菜で、実際に葉は栄養価も高い。蕪は根菜類に入りますが、白い部分は茎(胚軸)で、下の方のチョロリと細い部分が根です。シンプルですが美味しい食べ方に、皮ごとザクザクと食べやすく切ってフライパンに入れ、塩とごま油かオリーブオイル適宜を回しかけて蒸し焼きにした一皿があります。葉色も鮮やか、栄養価も逃げにくい調理方です。菊花蕪も歯ざわりが良いですね、皮をむいた蕪の両端を挟むように箸を置きます(下まで切れないように)。縦横に切り込みを入れ30分ほど塩水に浸す。水気を優しく絞って、小口切り唐辛子、昆布一切れを入れたかぶるくらいの甘酢につけて1時間以上冷蔵庫で寝かせます。蕪の癖の無いみずみずしい食感は最も漬物に向いており、火を入れた時のとろみにも醍醐味があります。甘みが立って柔らかく煮えた熱々のお味噌汁は格別なので、この季節の我が家の定番です。消化不良にも良いとされ、ビタミンC、カルシウムなどが豊富です。