2020.6.07

ヨーロッパでは4月下旬~6月が旬のホワイトアスパラガス。日本でも同じ時期に元気な国産品を見かけるようになりました。みずみずしく、滑らかな食感はまさに初夏を食べているようです。ホワイトアスパラはグリーンアスパラと同じ品種ですが、太陽の光が当たらないように育てます。
栄養価はグリーンアスパラの方が豊富です。ホワイトアスパラは口当たりや風味が良く、栽培に手間がかかる作為、値段は少し高めです。
ほんの少しの塩気を帯びた、茹でただけのシンプルなホワイトアスパラガスにフォークを入れる時は緊張します。一番好きな食べ方ですが、一切のごまかしが利かない究極の調理です。下ごしらえはグリーンアスパラと同じように根元で無理なくポキっと手で折れるところから、上の部分をいただきます。茹でる時は皮を剥いた後も一緒に茹でます。レモン果汁を少し落とすといいですね。
ドイツでは、白アスパラはシュパーゲルと呼ばれとても人気です。収穫時期は4月中旬から6月24日までと決まっているそう。いつか産地のヴァルベック村のレストランで、アルザスワインを片手に思いきり堪能したい願望があります。