2020.4.03

春野菜・井澤由美子・食養生・血液サラサラ・春野菜・新玉葱・新玉ねぎ・レシピ

みずみずしく真っ白な新玉ねぎは3月〜4月が旬。辛味が少なく甘みがあって美味しいですね。薄くスライスして、おかかやおろし生姜で頂くなど、生食を楽しんで下さい。それから毎年楽しむ一皿に、新玉ねぎとチキンの山椒煮があります。水を1滴も使わないのに驚くほど水分が出ます。骨つきの鶏もも肉2本は粗塩を全体に揉み込みひと晩おく。厚手の鍋に半分に切っ新玉ねぎ2個分を入れ、鶏肉をのせ、山椒の実の塩漬け大さじ1半、オリーブオイル大さじ3~4を全体にまわしかける。ふたをし、時々鍋ごとゆすりながら中弱火で40分ほど煮込みます。鶏のうまみを新玉ねぎが吸い、新玉ねぎは鶏肉をホロリと柔らかくして全体に甘味をつけます。ここに山椒の実が入って味を引き締める。シンプルイズベストの春のひと皿です。