2015.4.17

3月から5月頃が旬のほたるいかは、兵庫県、鳥取県など日本海側の地域が産地です。特に富山県が有名ですね、海中のほたるいかは青く光るそうで、未だ見ぬ光景に毎年思いをはせています。キトキト(富山弁で鮮度が良いの意 )のホタルイカは、酢みそを添えても、しょうが醤油でいただいてもおいしいですね。セミドライに干してあぶったり、沖漬けも捨てがたいのですが、濃厚なワタが溶け出たアヒージョもまた格別で、バケットをついついお代わりしてしまいます。
店先では産地で茹でられたものを多く見かけますが、透き通った生の美しいほたるいかを見かけることもあります。販売されているものは寄生虫などの関係で冷凍解凍されたもの、あるいは内臓を取り除くように書いてあります。
茹でたても美味しいですよ。生を購入されたら、目と口の部分が口にあたるのでピンセットなどで取り除き、さらに気になる方は軟骨も引き抜いて熱湯で30秒ほど塩茹でします(この作業は茹でた後でもOK)。きちんと下処理されたほたるいかで自家製沖漬けも楽しめます。ほぼ同量の酒、醤油、本みりんを煮立て冷まし(味醂が気持ち多くても)冷蔵庫で半日以上漬け込みます。