2023.1.20

ねぎが美味しい季節ですね、ねぎの白い部分は葱白(そうはく)という生薬で、体を温める薬効が高く、咳や痰、喉や関節の痛みなどの症状にも有効です。炎症をおさえて痛みや熱を取りのぞく効果があるとされ、焼いて喉に巻くなどの民間療法が昔から日本に伝わっていますね。
ねぎは辛味のある野菜ですが、加熱調理をすると柔らかくなり、甘みが出て食べやすくなります。寒邪(かんじゃ)から身を守理、風邪の特効薬でもあるので、寒い日に沢山いただきたいですね。肩こりや冷えがひどい時は、ねぎに血のめぐりをさらに良くするビタミンB1を含む食材を合わせて相乗効果を狙いましょう。ビタミンb1を含む食材は、豚肉やラムなどです。
朝方、足先が冷たくて目が覚めてしまう事がありませんか?そんな時は斜め薄切りにしたねぎをたっぷりと用意し、豚肉の薄切りとしゃぶしゃぶなどにすると体を芯から温める手伝いをします。にんにくやもみじおろし(大根おろしと赤唐辛子)、山椒、胡椒などの辛味成分を薬味として加えるとさらに効果が高くなりなます。翌朝がいつもと違ったら、食養生ができている証拠です。