2021.11.20

ホルモンはコラーゲンが豊富。部位によって鉄分や亜鉛、ビタミンB2やB12など、様々な栄養があって、美容にも最適ですよ。内臓系は大人になってから好きになりました。お酒をのめるようになった事もきっと影響していますね。ハチの巣、ハツ、レバー、センマイ、血管部分などいろいろあります。

ヨーロッパで特に人気のトリッパは、牛の第二胃袋の事でトマトソースの煮込みが定番。英語ではトライプ、日本ではハチノスと呼ばれる部位です。短冊切りにしたら、新鮮なものでも香味野菜を入れた熱湯で3、4回、茹でこぼして水で洗う作業を繰り返します。時間をかけて臭みをしっかり抜くのが美味しさのポイント。クリスマスや年末に楽しむ為に、多めに処理して冷凍しておくと和洋折衷に楽しめますね。

フィレンツエの伝統料でもあるトリッパですが、特に内臓料理を主におく飲食店を「トリッペリア」と呼ぶそうです。マリネやフリット、煮込みなどメニューも豊富でとっても美味しそう。今年は、私もフリットなどに挑んでみようと思っています。日本のお肉屋さんでは、内臓系があまり店頭に並んでいなのですが、諦めないで一声かけてみる価値はありますよ。