2019.6.29

大豆と塩のみで作られる豆味噌。長期熟成させるので硬めで赤黒い色をしており、愛知県岡崎市が有名です。江戸時代に徳川家康発祥の地である岡崎城から西へ八丁離れた味噌蔵で作られていたので、八丁味噌と呼ばれています。戦国時代には小さく丸めたものを、陣中食として腰袋に入れて携帯していたそう。三河地方では沿岸の吉良の塩と、矢作大豆が手に入りやすかったので豆味噌になりました。味噌煮込料理などは三河味醂と調理されますね、コクがあるので鯖の味噌煮などにも適しています。栄養価が高く皮膚の再生力も期待できる豆味噌。油焼きしたなすの赤だし味噌汁は我が家の夏の鉄板です。