2021.2.12

柑橘・橙・だいだい・ポン酢・食養生

井澤家のポン酢と言えば、橙の果汁を昆布に浸した濃口醤油に入れたもの。果汁と醤油の割合が良くないと酸味が立ちすぎたりとバランスが悪くなってしまうので、そこだけ気をつけています。割合は好みですが、だいたい果汁の同量より昆布醤油を気持ち多めに合わせたものがいいなと思います。
橙はお正月の鏡餅に良く使用されますが、代々栄えるの意味から縁起の良い果物とされており、2、3年たっても木に実ったままなのが由来だそうです。昔ながらの民間療法には、橙の皮をすって胃もたれ改善薬などにされていました。ビタミンCやEが多く、成分のシネフリンには、胃液の分泌を助ける健胃作用が有り、酸味や香りには疲労回復効果も期待できます