2021.6.14

薬膳・漢方・ツボ・冷え・薬膳料理・参鶏湯・生薬・スパイス

東京も雨季に入りました。中医学で梅雨の時期は「長夏・ちょうか」と言います。
湿気が多い季節になると頭が重い、気怠さを感じる、足腰が痛い、むくみなどが気になる方は体に湿が溜まりやすいことも。心当たりがある方は、あずき茶をお勧めします。生小豆を乾煎りして、普段のお茶に加えてみて下さい。小豆はデトック作用が強く、利尿作用があるので余分な水分を排出させる作用があります、お試し下さい。
さて、梅雨が明けるといよいよ日差しが眩しい夏になりますが、1年でもっとも体を冷やしてしまう時期、実は夏こそ要注意なのです。冷房などで体を冷やさない、特に(首・手首・足首・腰)などの首がつくところに気をつける。そして内側からもケア、冷たいもの、冷やしすぎるものを控え、温まる効能のある食材を使う。体温が1度下がると免疫力も下がる事が解っています。
生姜、にんにく、ねぎ、スパイス、唐辛子などの身近な薬味は生薬でもあります。食材の持つ効能や栄養を知ってバランスよく組み合わせる事が何より大切ですが、難しく考えず、例えば色の違う季節の食材を意識して組み込む。発酵食の納豆、漬物、鰹節、お味噌汁などをプラスするなどすれば、充分薬膳に近付きます。今回の三井住友「VISA」特集は、「薬膳とツボ」深い相乗効果が期待できます