井澤由美子の食薬ごはん Yumiko Izawa

食薬ごよみ

季節の食材を知って、毎日の食生活を豊かに。
食べて元気になれる、栄養豊富な旬の食材を日替わりでご紹介します。

2017年 4月の記事

4/26

昆布酢・貧血予防薬膳・ひじき・ひじきの梅煮

いつものひじき煮のお味をほんの少し薄めにし、梅を入れて炊いてみてください、酢で洗って少し浸したぷっくりした梅干しで。ムシムシしたり、湿気が多くなってくるこの時期は、梅が心地よいアクセントになって疲れをとり、日持ちもよくします。酢が梅干しの塩気を和らげ、ひじきのカルシュウムの吸収をよくする効果も。ひじきは血を補うので、血行をよくして乾燥肌や抜け毛などに効能があります。豊富なカルシュウムやマグネシュウム、鉄分は貧血や骨粗症予防によく、繊維は便通を促す。干しシイタケのビタミンDもカルシュウムの吸収を助けるので、味とともに良い組みまわせ。スーパー昆布酢を作り置くと便利、昆布をたっぷり浸したものです、昆布のカルシウムも摂取できます。

4/24

蜂蜜(はちみつ)・ハニー・咳止め

「薬膳では、甘味の他に呼器器を潤し咳を止め痰をとり、乾燥タイプの便通をよくし、腹痛、滋養強壮に良いものとされています。丸剤(薬を一緒に練ってまとめる役目)でもあります」。約1万年前からヨーロッパーを中心に栄養源として、または免疫力を高める、殺菌する、お腹の調子を整えるなどの薬として用いられてきました。蜂蜜は良質なビタミン、ミネラル、カルシュウム、ポリフェノール、酵素、オリゴ糖、鉄分が含まれているバランスのよい栄養食。できれば、加熱処理のされていない天然の蜂蜜を選んで。咳が止まらない時の自然食ケアとして、小さく切った大根と合わせて寝かせたもの、すって絞った蓮根と合わせる、刻んだみかん(無農薬皮つき)と合わせる、その他甘味料として特に体調を崩しやすいこの季節におすすめです。

4/20

春の息吹・山菜(さんさい)

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つくし、かんぞう、うど菜などの柔らかい山菜を昆布ダシでしゃぶしゃぶにしていただきました。摘みたては香りが豊かで美味しいものですが、ほどほどの量で楽しみましょう。春野菜の苦味は、虫から身を守るためのアルカノイドに由来する成分で、デトックス効果が高い。菜の花やふきのとう、こごみ、たけのこ、うどなど独特の香りと風味、食感を楽しめる時期はとても短い,ものです。この旬の春の息吹を存分に楽しんで下さい、香りは気の巡りもよくするのでストレス緩和にも良いものです。

4/17

発酵調味料・醤油麹(しょうゆこうじ)・生姜焼き

ごはんが進む、ガツンとおかずにも最適な醤油麹。我が家では1番登場率が高い発酵調味料、多めに作って熟成させています。煮物や炒め物を作る時は、醤油や酒、砂糖、みりんなどを加えて調理しますが、醤油麹は、奥深い旨味と甘味があるのでお酒と合わせるだけで充分。手作りは簡単でお財布にも優しいですよ、スーパーなどで見かける200gの麹を袋の上からキズをつける様によく揉みほぐし、容器に入れて醤油450ccを加えて混ぜる。1日1回とろみが出るまで1〜2週間ほど容器をふって常温におく(発酵メーカーを使ったり、温度調節の手間をかければ直ぐにできる)とろみがでたら冷蔵庫で保存する。肉を柔らかくする作用に加え、消化吸収を良くし、腸内環境を整える麹。皮付きおろし生姜をたっぷり加え、生姜焼き用豚肉と馴染ませれば王道お惣菜の生姜焼きが直ぐにできます。白いごはんが止まらなくなり、料理上手の呼び名も高くなるはず。

 

 

 

4/12

菌・春の椎茸(しいたけ)

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きのこは秋のイメージがありますが、春の椎茸も美味。中医学では気や血の流れを良くするとされています。きのこは麹(こうじ)と同じ菌類の仲間で「子実体」と呼ばれる菌そのもの、効能が高くて旨味が強く低カロリー、調理しやすいのも嬉しいですね。豊富に含まれるβーグルカンは免疫力を上げ、生活習慣病や抗ガン作用が期待できます。肉厚椎茸が届いたので、ヒダの部分を上むきにおいて粗塩をふってシンプルに焼きました。じくの部分からさいて口にほうばると厚みのある部分はコリコリとして、ちょっとアワビのような食感と風味です。ザルに広げて風通しのよい場所で1日くらい干すと冷蔵庫で5、6日持ち、日光に当ててカラカラに乾くまで干すとビタミンDたっぷりの干し椎茸になります。調理する時は低温で加熱し、きのこを数種類合わせると旨味がグンと上がります。

4/8

卵・たまご・たまごかけごはん

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卵は質のよい栄養食、ビタミンCや繊維を添えればそれだけでバランスのよい食事になります。栄養価が高く美味しい卵は、やはり元気な鶏から生まれます。私の好きな卵作りをされている山里の養鶏場はエサにもこだわりがあって、休耕田を上手に使って健康な土を作り、肥料用のお米を作ってカニ殼や魚粉などをまぜて鳥の餌にするそう。山の中を自由に走り回って、きれいな小川の水を気ままにのむ鶏たちはとても健康的なので、栄養価の高い良質のたんぱく質を生んでくれます。気に入りの卵かけごはんの食べ方は、まず炊きたてのごはんに醤油をたらし黄身と白身をわけて落とし、わさびと鰹ぶしを添えて甘みを感じる白身からいただきます。

4/4

菜の花・なばな・視力回復

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アブラナ科の菜の花はキャベツやブロッッコーリーの仲間です。カロチンやビタミンが豊富、葉酸や鉄分も多く、今日は体に吸収されやすい簡単料理法をご紹介。茎や筋のかたい部分を落としてボールに入れ、たっぷりの水に浸して汚れを落としシャキッとさせる(これ大事)。フライパンに2、3等分に切った菜の花、オリーブオイル、菜種油、ごま油など好みのオイルをふりかけ、粗塩を全体にふってフタをして強火にパッとかけるだけ、しんなりしたら出来上がりです。簡単シンプルですが、色鮮やかな菜の花の蒸し煮は美味しさや香りが逃げず凝縮した春の味を堪能できますよ。調理はパパッと!が菜の花の栄養分を逃さない大切なポイントです。写真は満開の葉の花畑から先ほど届いた写真です〜本日の海と菜の花畑・コントラストがものすごくキレイ、素敵すぎですね。。

4/2

玄米(げんまい)・重湯(おもゆ)

胃腸を休ませる為に週末はお粥にすることが多いのですが、今日は玄米の重湯にします。まず、ホウロウなどで玄米を焦がさないように炒ります(私は多めに炒って密封保存し、毎日お茶などに少し加えて楽しんでいます)たっぷりの水でゆっくりと中弱火でコトコト2〜3時間ほどかけて煮ますが、塩加減でも美味しさが左右されますから、味をみながら最後に整えます。白米より滋養が高いので疲れた時や元気になりたい時にも良いものです。病気の方や玄米を食べなれない方は普通の玄米だと消化しにくいものですが、重湯ならいいでしょう。

4/1

乳酸キャベツライフ・快腸美肌

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本日もテレビで乳酸キャベツをご紹介いただきました。 乳酸キャベツを毎日食すと、自分の体が変わるのが実感できますよ。 乳酸菌と食物繊維の働きにより、腸内環境が整い、便通がよくなる。 キャベツに含まれるビタミン U(別名:キャベジン)が胃腸を丈夫にする。 腸の調子がよくなると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が促され、精神的にも安定する。必要なのは、キャベツと粗塩ときび砂糖だけ。 乳酸キャベツはいちばん簡単につくれる発酵食であり、約 1 か月は冷蔵保存もできる保存食でもあります。 そのまま食べてもよし、さまざまなメニューに取り入れてもよし、 使いやすいのも魅力のひとつ。ほかにも乳酸キャベツが体にもたらす効果は沢山あります。